パイオニアのパワードサブウーファーが約5年ぶりのフルモデルチェンジ。力強くパワフルな低音再生が可能に

■コンパクトサイズのパワードサブウーファー「TS-WX140DA」が新発売

パイオニアは、パワードサブウーファーの「TS-WX140DA」を2023年6月8日(木)に発売しました。約5年ぶりのフルモデルチェンジで、エントリーモデルでありながらも上位モデル並の設計が施されています。

パイオニアのパワードサブウーファー「TS-WX140DA」が新発売
パイオニアのパワードサブウーファー「TS-WX140DA」が新発売

新開発となるDSPイコライザー「DIGITAL EQ」が搭載され、低消費電流と力強い重低音再生を両立。音楽ジャンルや気分に合わせて新たに3種類の重低音モードを備え、付属のワイヤードリモコンで選択できます。なお、前モデルは2種類で、「TS-WX140DA」では3種類に増えたことで、重低音の変化がより楽しめるようになったのが朗報です。

低域部の周波数特性を、3種類の重低音モードから選択できる新開発のDSPイコライザー「DIGITAL EQ」は、前モデルの「DEEP」「DYNAMIC」モードに加えて、新たに「NATURAL」モードが追加されています。

音楽ジャンルや気分に合わせて3モードから選択できる
音楽ジャンルや気分に合わせて3モードから選択できる

AZZ、クラシック向けの「DEEP」モードは、超低域部(50Hz以下)までしっかり再生される階調豊かな深みのある音質を享受できます。「DYNAMIC」モードは、EDMやROCK向けで、周波数帯域(70~90Hz)が強調された突き上げるような力強い音質が特徴。新たに加わった「NATURAL」モードは、POPS向けで、自然なバランスで聴き疲れしない心地よい音質が得られます。

高出力化に対応するため剛性も向上
高出力化に対応するため剛性も向上

また、小型サブウーファーは一般的に160Wであるのに対し、同モデルでは高効率な170W CLASS Dアンプが搭載されています。低消費電流でありながらも、力強くパワフルな低音再生に寄与。高出力化により筐体の歪みが出てしまうのを防ぐため、底面をハニカム状(ハニカム構造設計)とするなどの高剛性な筐体や高音質設計により、クリアでキレのある重低音再生を可能としています。

パワードサブウーファー「TS-WX140DA」が新発売
パワードサブウーファー「TS-WX140DA」が新発売

こうした高音質を実現しながら、コンパクトサイズに収まっているのもうれしいポイント。全高70mmの薄型設計により、多くの車種のシート下に装着できます。装着場所を取らないコンパクト設計であるため、ラゲッジなどにも設置可能です。

外観もスタイリッシュで、グリル両端になだらかな傾斜が付けられた大口径グリルを採用。パワフルな重低音がキャビン全体に広がります。また、筐体にはパール調のマットブラック塗装が施されるほか、大口径グリルにヘアライン調シルバーラインが配置されていて、コンパクトモデルでありながらも、重厚で高品位なデザインも目を惹きます。

シート下などに装着できる小型設計
シート下などに装着できる小型設計

オーディオ電源部からの電源供給に対応していて、車両のバッテリーと接続する一般的なサブウーファーよりも容易に取り付けることができるなど、DIYニーズにも応えています。そのほか、RCA接続とスピーカーライン接続に対応し、ハイボルテージ入力にも対応。5mのスピーカーコードと電源コードが付属されています。

■20cm×13cmパワードサブウーファー/パイオニア
●型番:TS-WX140DA
●価格:オープン(市場想定価格2万円前後)

■主な仕様
●スピーカー構成:20cm×13cm平面アルミニウム振動板サブウーファー(アンプ内蔵)
●最大出力:170W
●再生周波数帯域:DEEP:20Hz~200Hz/DYNAMIC:40Hz~160Hz/NATURAL 40Hz~200Hz
●出力音圧レベル:DEEP:95dB/DYNAMIC:100dB/NATURAL 98dB
●ローパスフィルター:50Hz~125Hz(-12dB/oct. )
●最大消費電流:4.3A
●本体質量:3.3kg (付属品含む)
●外形寸法:280(W)mm×70(H)mm×200(D)mm

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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