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■ランクル300系に迫るボディサイズでクロカン度をさらに向上
今秋の新型登場が確実視されているトヨタ「ランドクルーザープラド」。
2009年の登場から14年が経過している同車ですが、本格派のクロカンにもかかわらず367.6万円からと、比較的リーズナブルな価格設定も手伝って人気の衰えを見せません。
現在はフルモデルチェンジ前の販売調整で2022年末からオーダーストップ状態が続いていますが、新型登場後に受注が再開される見通し。
新型はランクル「300系」の弟分であることから、ランクル「250系」として発売されるとの新聞情報もあり、大いに注目を集めています。
●ボディサイズが限り無く兄貴分の300系に近接
ちなみに現行モデルは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmでホイールベースが2,790mmと、街乗りでは決してコンパクトと言えないボディサイズ。
しかし各種情報によると、新型はランクル300と同じラダーフレーム構造のTNGA-Fプラットフォーム採用により、ボディサイズが現行比でさらに75mm長く、35mm広く、50mm高く、ホイールベースも60mm長くなる模様。
その結果、新型は全長4,900mm×全幅1,920mm×全高1,900mm、ホイールベースが2,850mmとなり、300系比で全長で85mm、全幅で60mm、全高で25mm差まで近付くことに(ホイールベースは同一)。最低地上高も同等の220mmになる見込み。
●国内仕様のパワートレーンが判明
先回の記事で、米国向けに予想されるパワートレーンについて御紹介しましたが、いよいよ国内仕様についてもスペックが判明しつつあります。
新型で一番のトピックスは歴代ランクルで初となるHEV(ハイブリッド)仕様の追加。
クラウン クロスオーバーRS用の2.4L直4ガソリンターボによる“デュアルブーストハイブリッドシステム”が搭載されるようで、これに6速ATが組み合せられる模様。
同エンジンによる純ガソリンモデルとの2本立てになるようで、駆動方式はもちろん全車フルタイム4WD。
これにより、次期モデルはランクルシリーズとして遂に電動化に踏み出すことになります。
●人気沸騰確実。気になる車両価格は?
正式デビューは今秋10月頃の見込みで、300系がそうであったように、入手に際してはかなり厳しい競争率が予想されます。
半導体不足などで現在はランクルに限らず人気車種で納期遅延が目立っていますが、トヨタは今秋を目処に増産体制を敷いて巻き返しを図るとの情報もあり、今後の改善が期待されます。
なお気になる車両価格については、車両サイズ拡大や装備充実、HEV化等により、400万円台後半からの設定となりそうで、HEV仕様は700万円程度になりそう。
今後の情報開示が待たれます。
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【関連リンク】
トヨタ ランドクルーザー プラド
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