■「xLine」「M Sport」ともに価格は606万円
BMWのコンパクトSUVである新型X1に、初の48Vマイルドハイブリッド搭載車が2023年5月26日に加わりました。同日から発売され、納車は6月からの予定になっています。
BMWのSUVは2タイプに大別できます。
X1、X3、X5、X7、XMは、オンロード走行性能を高めたスポーツ・アクティビティ・ビークルの「SAV」という位置づけ。
X2、X4、X6は、スポーティでエレガントなクーペスタイルとXモデルの力強い存在感を兼ね備えるスポーツ・アクティビティ・クーペの「SAC」に分けられています。
48Vマイルドハイブリッドの「BMW X1 xDrive20d」は、最高出力110kW(150PS)/4000rpm・最大トルク360Nm/1500-2500rpmを発揮する2.0Lディーゼルターボエンジンを搭載。
7速デュアルクラッチトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、WLTCモード19.5km/Lという燃費の良さが美点です。
また、グレード名からも分かるように、インテリジェント4WDシステムである「xDrive」の採用により、街中や高速道路はもちろん、雪上やオフロードなどでも高い操縦安定性を発揮するとしています。
以前お伝えしたように、新型X1は、コンパクトサイズでありながら後席足元をはじめとしたキャビンの広さや使い勝手に優れたラゲッジが魅力。
新型X1は、「BMWカーブドディスプレイ」の採用をはじめ、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースのデジタル化が図られています。さらに、BMWのコンパクトモデル初となるバッテリーEVの「BMW iX1」も設定されています。
●ボディサイズ
全長4500×全幅1835×全高1645mm、ホイールベース2690mm
●価格
「BMW X1 xDrive20d xLine」:606万円
「BMW X1 xDrive20d M Sport」:606万円
(塚田勝弘)