フィアットの新型ピックアップトラックは「ティターノ」に決定。イタリア語綴りの車名の理由は…!?

■ギリシャ神話のオリンピック以前のタイタンと剛性の高いチタンからインスピレーション

フィアットは、新型ピックアップ「TITANO」(ティターノ)を南米市場に投入することを発表するとともに、そのティザーイメージを3点公開しました。

フィアット ティターラ ティザーイメージ
フィアット ティターノ ティザーイメージ

ティターノは、強さと靭性を表現するために、ギリシャ神話のオリンピック以前の神々 (タイタン) と、剛性の高いチタンからインスピレーションを受けているといいます。 イタリア語の綴りは、日産タイタンと車名が被ることを避けるために選択された可能性が高いようです。

フィアット ティターラ ティザーイメージ
フィアット ティターノ ティザーイメージ

市販型では、プジョーのピックアップトラック「ランドトレック」とプラットフォームを共有、兄弟モデルとなり、中型ピックアップセグメントでトヨタ・ハイラックスなどと競合することになりそうです。

公開されたティザーイメージでは、大きなフィアットのエンブレムが付いたピックアップのグリル、テールゲートの一部、およびサイドビューが確認できます。

キャビンは日産「ナバラ」に似ていますが、プジョー ランドトレックをベースに中国・長安「カイセンF70」とボディワークの大部分を共有しています。

フィアット ティターラ ティザーイメージ
フィアット ティターノ ティザーイメージ

パワートレインや技術仕様に関しては明かされていませんが、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンが搭載され、RWDとAWDの駆動方式で発売されると予想されています。

ティターノのワールドプレミアは2023年後半ですが、それまでには追加のティザーイメージが公開されると思われます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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