■ブルー系の専用ボディカラーに、専用デカールとレッドコーティングのルーフを配置
2ドア、2シーターのコンパクトボディに、ミッドシップレイアウトを採用する現行アルピーヌ A110。一度乗れば、ドライバーとクルマの一体感に魅了されるはずです。A110のホイールベースは2420mm。ライバルであるポルシェ718ケイマンの2475mmよりもさらに短く、抜群の回頭性、切れ味を堪能できます。山道でなくても毎日の通勤や買い物なども楽しめるはず。
2023年5月18日(木)、12台限定の「アルピーヌ A110 サン レモ 73」の受注が開始されました。受注期間は、2023年5月18日(木)から28日(日)までで、申込みが販売台数を超えた場合は抽選になります。申し込みが販売台数に達しない場合は、通常販売になります。
1973年、初めて世界選手権として開催されたWRC(世界ラリー選手権)において、アルピーヌ A110のチャンピオン獲得を決定づけたイタリアの「サンレモラリー」優勝、その50周年を記念したモデルが「アルピーヌ A110 サン レモ 73」。
1972年までは、ラリーは各地域で個別に開催されていました。1973年に初めて世界選手権シリーズとして統合され、全13戦を開催。アルピーヌは、先代のA110で同世界選手権に参戦し、軽量ボディによるパワーウェイトレシオを武器に勝利を重ねます。
チャンピオンシップをリードして迎えた第10戦「サンレモラリー」で、アルピーヌ A110は、リスク覚悟のタイヤ戦略が成功し、最初のステージで2位に5秒以上の大差をつけます。その後のステージでも力強い走りを重ねたアルピーヌ A110 は、2位のフィアット 124 に6秒以上のタイム差をつけて優勝。アルピーヌが記念すべき第1回WRCのマニファクチャラーズ・タイトルを獲得。
記念車である「アルピーヌ A110 サン レモ 73」は、「ブルー キャディ×ノワール プロフォン メタリック」の専用ボディカラーに、赤でコーティングされた専用カーボンルーフ、「SAN REMO 73」の専用デカール、「ブリリアントホワイト」の「GRAND PRIX」18インチアロイホイールなどが装われ、「サンレモラリー」を制したアルピーヌ A110を想起させます。
メカニズムは、俊敏性と快適性をバランスさせて、正確なハンドリングが得られる「アルピーヌシャーシ」に、最高出力300psを誇る1.8Lターボエンジンが組み合わされています。トランスミッションは、7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)。
インテリアには専用ロゴ入りの「SABELT」製軽量モノコックバケットシート、グレーステッチ・マイクロファーバーインテリア、シリアルナンバー付限定車専用プレートなどが用意されています。
そのほか、エクステリアには、フルLEDヘッドランプ(ブラックインサート)、ALPINEエンブレム(ブラック)、リヤグレードエンブレム(ブラック)、フロントフェンダー“A”エンブレム(ブラック)を装備。
インテリアには、シートスライド、ハーネスアダプター、グレーステッチインテリア、マイクロファイバーステアリング、マイクロファイバールーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール、限定車専用プレート(シリアルナンバー付)、専用フロアマットが備わります。
●価格:1200万円
●ステアリング位置:左/右
(塚田 勝弘)