アストンマーティン「DBX 707 AMR23エディション」は、F1 2023シーズン開幕ダッシュ記念の特別仕様車

■アイテムを追加しDBX707のレーシーな外観をさらに強調

2023年シーズンのF1で、戦前の期待以上の結果を残しているのがアストンマーティンです。シーズン初戦のバーレーンGPでフェルナンド・アロンソが見事に3位表彰台を獲得しました。

DBX 707 AMR23 エディションのフロントスタイル
DBX 707 AMR23 エディションのフロントスタイル

続く第2線のサウジアラビアGP、そして第5戦マイアミGPで3位表彰台を獲得し、2023年モデルの実力の高さを証明しています。

それ以外のオーストラリアGP、アゼルバイジャンGPでも連続4位になるなど常に上位争いをしていて、現在コンストラクターズランキングでは第2位となっています(2023年5月11日現在)。

そんなF1で台風の目となっているアストンマーティンが、2023年5月11日、最新のF1マシンにインスパイアされたモデルを発表しました。

それが、世界で最もパワフルなウルトラ・ラグジュアリーSUV「DBX 707 AMR23 エディション」です。

DBX 707 AMR23 エディションのリアスタイル
DBX 707 AMR23 エディションのリアスタイル

ベースとなったDBX707は、最高出力707ps・最大トルク900Nmを発生するV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは9速AT、そして電子制御アクティブAWDシステムを採用し、SUVながら最高速度は310km/h、0-100km/h加速はわずか3.3秒というハイパフォーマンスを発揮します。

ライムのアクセントカラーを使用したカーボンボディキットを装着
ライムのアクセントカラーを使用したカーボンボディキットを装着

特別仕様車のDBX 707 AMR23 エディションは、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チームの成功を記念したモデルで、ライムのアクセントを加えたカーボンボディキットを装着することで、AMR23F1マシンおよびフォーミュラ1公式メディカルカーのレーシング・アイデンティティを強調しています。

大径ホイールの中にはレーシンググリーンのブレーキキャリパーを収める
大径ホイールの中にはレーシンググリーンのブレーキキャリパーを収める

DBX 707 AMR23 エディションは、アストンマーティンのビスポークサービスを手掛ける「Q by Aston Martin」により、特別なボディカラーであるポディウムグリーン・カラーをはじめ、アストンマーティン・レーシンググリーン・ブレーキキャリパーなど、数多くの専用装備を採用しています。

DBX 707 AMR23 エディションのインストルメントパネル
DBX 707 AMR23 エディションのインストルメントパネル

さらに、DBX 707 AMR23 エディションのインテリアの特徴は、インスパイア・スポーツ・デュオトーン・オニキスブラック/アイフェルグリーンに、印象的なライム・コントラストステッチを採用した内装。そして、カーボンファイバー・パネル、カーボンファイバー・ジュエリーを備えたダークサテン・トリムを採用しています。AMR23のロゴはドアシルにも配置され、アストンマーティンのレーシング血統を強調しています。

DBX 707 AMR23 エディションのシート
DBX 707 AMR23 エディションのシート

アストンマーティンDBX707は、驚異的なパフォーマンス、最高のダイナミクス、紛れもないスタイル、そして絶対的なラグジュアリーを完璧に組み合わせたモデルです。

ドライバーに完璧なコントロールと精度を提供するために作られた、このDBX 707 AMR23 エディションは、パワフルなエンジンに加え、最高レベルのトランスミッション、サスペンション、ブレーキ、エレクトロニクス・システム、エアロダイナミクスを特徴としており、パフォーマンスとドライビングプレジャーを再定義しています。

DBX707 AMR23エディションは、追加のオプション装備を含めて、現在注文を受付中。都内でも見掛けることが増えたアストンマーティンDBXですが、このDBX 707 AMR23 エディションの存在感はまさにレベルが違うと言えるでしょう。

(文:萩原文博、写真:アストンマーティン ジャパン)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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