ビンテージカスタム風味満点! 英・マットモーターサイクルズの250ccモデルに、新型「マッシュマン250」「GT-SR250」が登場

■クラシカルでモダンな250cc・5機種の2023年モデル

ビンテージカスタム風味が満点、しかも手頃な価格帯のバイクを手掛けるのが、イギリスのメーカー「マットモーターサイクルズ」。その日本正規代理店であるピーシーアイが、250ccモデルの新型「マッシュマン250(Mushman250)」と「GT-SR250」の国内導入を発表しました。

マッシュマン250のヘッドライト
マッシュマン250のヘッドライト

また、すでに販売中の「サバス250(SABBATH250)」「FSR250」「マスティフ250(MASTIFF250)」といった3モデルについても、2023年ニューカラーを導入。

いずれも、クラシカルな雰囲気と現代的なテイストが融合されたスタイリッシュさが魅力のモデルたちです。


●マットモーターサイクルズとは?

マットモーターサイクルズのロゴ
マットモーターサイクルズのロゴ

イギリス・バーミンガムを拠点とするマットモーターサイクルズは、元々、高価なハイエンド・ビンテージカスタム・バイクを手掛けてきたメーカー。15年以上に渡り、ハーレーダビッドソンやインディアン、ホンダなどのビンテージバイクをベースに、オーダーメイドのクラシカルなカスタムバイクを200台以上も手掛けてきた実績を誇ります。

そんなマットモーターサイクルズが、一般ライダーでも手が届く価格帯で、気軽に乗ることができるスタイリッシュなバイクとしてリリースしているのが、250ccや125ccの単気筒エンジンを搭載したモデルたちです。

いずれも、クラシカルな雰囲気とモダンなテイストを融合した、ネオクラシックと呼ばれるジャンルに属することが特徴。なかでも今回、新型が登場する軽二輪の250ccモデルでは、エンジンに最高出力17.2馬力を発揮する249cc・空冷単気筒を採用。リヤ2本サスやワイドなバーハンドルなど、基本構成を同じくしながらも、細部の作り替えによってさまざまな雰囲気を演出したモデルたちをリリースしています。

●マッシュマン250

今回新しく導入されるマッシュマン250は、従来モデルが持つ数々の魅力を結集しつつも、新しいアップデートを施したモデルです。

マッシュマン250
マッシュマン250

足まわりには、クラシックな18インチのスポークホイールとディープトレッドのオフロードタイヤを装備し、ダートバイク的なスタイルを演出しています。

また、ステンレス製フォークブレース、アルミニウム製ヘッドライト、フェンダーマウントに取り付けられた新型のハイライズマッドガードなども採用。ほかにも、マットブラックのエンジンバーやレザーとスチールのタンクラックなど、さまざまな専用パーツを標準装備することで、さらなる特別感も醸し出しています。

●GT-SR250

一方、同じく新規導入されるGT-SR250は、マットモーターサイクルズのラインアップ上で、最もパワフルな外観を持つモデルといえます。

GT-SR250
GT-SR250

燃料タンクには、サテンブラックとシルバーの2トーンカラーを採用。18インチホイールにはワイドなロードタイヤを装備し、オン/オフで高い走破性をみせるオールラウンド型バイク的なスタイルを演出しています。

ほかにも、ステンレス製マッドガードブラケットや、アルマイト加工を施したレバー類なども装備。これらにより、全体的にダーティでワイルドな雰囲気が満点のスタイルに仕上がっています。

●人気の3モデルにも新色を採用

新型2機種に加え、前述の通り、すでに発売中の3機種についても、ニューカラーを施した2023年モデルが発表されました。

サバス250
サバス250

まず、カスタムバイクの定番といえるマット・ブラックカラーを身にまとったサバス250。こちらも、前後18インチホイールにワイドなオフロードタイヤを装備したモデルで、フラットブラックの耐熱ステンレスエグゾーストとサイレンサーが奏でる、迫力のエンジンサウンドが魅力のモデルです。

その2023年ニューカラーでは、燃料タンクにチタニウム・グレイのカラーを採用し、よりクールな印象を強めています。

FSR250
FSR250

一方、250ccラインアップ中で、唯一17インチのキャストホイールを組み合わせたFSR250。足着き性がいいことで小柄なライダーでも扱いやすく、街中などを軽快に走れることが魅力のモデルです。

その2023年ニューカラーでは、燃料タンクやサイドカバーなどに、グロス・グレイという艶のあるカラーを採用。マット系カラーが多いマットモーターサイクルズのモデルたちの中でも、異色のカラーを身にまとうことで、より高い質感などを演出しています。

マスティフ250
マスティフ250

そしてマスティフ250。容量14Lを確保するファットなイメージの燃料タンクや、ダイヤモンドステッチが施されたブラウンのシート、ブラシ仕上げのアルミニウム製パーツなどにより、昔の軍用バイクを彷彿させる屈強なイメージを演出したモデルです。

その2023年ニューカラーでは、マット・グリーンのボディカラーを導入し、本来持つミリタリーなテイストをより強調しています。

価格(税込)は以下の通りです。

マッシュマン250:74万9100円
GT-SR250:76万6700円
サバス250:70万6200円
FSR250:73万9200円
マスティフ250:74万4700円

発売開始時期は、GT-SR250が2023年秋以降、ほかの4モデルは2023年4月20日より発売中です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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