塚田勝弘 
■「コンビニエンス＆アシスタンスパッケージ」「ナビゲーションパッケージ」などを標準化
2023年4月17日（月）、アウディA3スポーツバックとA3セダンをベースとした限定車「new urban style」が発売されました。アウディの基幹モデルであるA3は、クオリティの高さを抱かせる内外装、スポーティな走り、充実の先進安全装備などが魅力です。
限定車の「new urban style」は、人気の「コンビニエンス＆アシスタンスパッケージ」と「ナビゲーションパッケージ」というパッケージオプションが標準化されています。
前者には「アドバンストキーシステム」「シートヒーターフロント」「パークアシスト」、いわゆるヒルスタート機能である「アウディホールドアシスト」「ランバーサポート4ウェイ付きフロントシート（電動シート調整機能なし）」、ACCの「アダプティブクルーズアシスト」「リヤクロストラフィックアシスト」、斜め後方から接近する車両を知らせる「サイドアシスト」、降車時にも後方から接近する車両や自転車を知らせる「エグジットワーニング」「オートマティックトランクリッド（電動機能はオープンのみ、クローズなし。Sportbackは設定なし）」からなります。
後者は、「MMIナビゲーションシステム」「バーチャルコックピット」「スマートフォンインターフェース」が含まれるなど、超が付く充実装備が目を惹きます。
さらに俯瞰映像が表示され、駐車をサポートする「サラウンドビューカメラ」を特別装備、安全性と利便性も引き上げられています。
また、足まわりには、スポーツバック、セダンともに5ダブルスポークデザインの17インチアルミホイールが特別装備され、スタイリッシュで落ち着きのある雰囲気を醸し出しています。
上質なインテリアも美点。高品質なナチュラルウッドの「デコラティブパネル」をはじめ、リサイクル原料（最大89％）から作られたシート素材が採用されているのもトピックス。このリサイクル素材は、シートごとに1.5L容量のペットボトルが最大45本使われているそうです。アウディでは、生産車両のリサイクル素材の割合を今後、数年間で大幅に増加させる目標を掲げています。
また、内装では、イタリアのレモンリキュールをイメージしたという柔らかみのあるレモン色の「リモンチェッロ」カラーも印象的です。
さらに、シートサイドとヘッドレストに高い質感を抱かせるスチールグレーの「アーティフィシャルレザー」を用意。イエローステッチも施されていて、コントラストの効いたファッショナブルな仕立てになっています。
リヤシートは、センターアームレスト付の3分割可倒式シートになります。
ボディカラーは、スポーツバックの「new urban style」にのみ設定される有償オプションカラーの「パイソンイエローメタリック」をはじめ、同じく有償オプションカラーの「ナバーラブルーメタリック」「グレイシアホワイトメタリック」「マンハッタングレーメタリック」の3色がスポーツバック、セダンの両モデルに設定。限定台数は、スポーツバックが500台、セダンが250台となっています。
なお、搭載されるパワーユニットは、1.0Lの直噴ガソリンターボで、最高出力110PS・最大トルク200Nmというスペック。48Vマイルドハイブリッドシステム（MHEV）と高効率な7速Sトロニックトランスミッションが組み合わされています。
●価格
「Audi A3 Sportback new urban style」：455万円
「Audi A3 Sedan new urban style」：477万円
（塚田 勝弘）
