ヤマハ発動機がデジタル技術展に出展。G7参加国に幅広い分野の高い技術力をアピール

■4つの製品、サービスを出展

ヤマハ発動機は、4月28日(金)~30日(日)に群馬県高崎市の「Gメッセ群馬」で開催される「デジタル技術展」へ出展すると発表しました。

ヤマハ発動機の出展ブースイメージ
ヤマハ発動機の出展ブースイメージ

「デジタル技術展」は、「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」の開催に伴い、日本の先進技術などをG7参加国にアピールする場になります。

同時に、今後の国際展開・国際連携を促進することを目的に掲げています。デジタル技術を体感できる展示会として多くの国内企業、団体が出展します。

幅広い事業領域をもつヤマハ発動機からは、デジタル技術を応用した4つの製品、サービスが展示されます。

電動推進ユニットとステアリングシステムなどが統合された新しい操船システムプラットフォーム「HARMO(ハルモ)」をはじめ、同社製の産業用無人ヘリコプターに高解像度LiDAR(ライダー)を搭載し、75万回/秒のレーザ照射により高密度・高精度な点群データを獲得する「森林計測サービス」も展示。

さらに、同社製の自動運転EV「FG-01」による商用自動搬送サービス「eve auto」、自動運転機能と車両に設置されたディスプレイに複合現実感(Mixed Reality)技術の映像を映し出すエンターテインメント用車両Sociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」を展示。「SC-1」は、ソニーグループと共同開発された車両です。

G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合は、情報通信分野における国際会議として、デジタル分野の優先事項をテーマとした議論が想定されています。

ヤマハ発動機の高い技術がG7参加国をはじめ、世界に幅広く知られる機会になるはずです。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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