モト・グッツィが、カスタムモデル「V9ボバー」に特別仕様車を追加。スラッシュカットサイレンサーや専用カラーでよりスポーティに

■ブラック×グレーのツートーンで精悍さもアップ

イタリアの老舗バイクブランド「モト・グッツィ」を国内で取り扱うピアッジオグループジャパンは、大型ネイキッドモデル「V9ボバー」に、特別仕様車「V9ボバー スペシャルエディション(V9 BOBBER SPECIAL EDITION)」を追加することを発表しました。

V9ボバー スペシャルエディションのサイドビュー
V9ボバー スペシャルエディションのサイドビュー

1930~40年代のアメリカで流行したカスタムスタイル「ボバー」を現代に再現した、いわばメーカー製カスタムモデルがV9ボバーです。

その特別仕様車は、ブラックとグレーのツートーンカラーや、マフラーのサイレンサーをスラッシュカットタイプにするなどで、真のカスタムバイクとしてのディテールを備えていることが特徴。

2023年2月28日より受注が開始されます。

●1930〜40年代のアメリカで人気だったボバーを再現

V9ボバーは、100年以上の歴史を誇るモト・グッツィが長年採用しているエンジンタイプ・OHV縦置き90度Vツイン(2気筒)エンジンを搭載する大型ネイキッドモデルです。

V9ボバーのスタンダード仕様
V9ボバーのスタンダード仕様

主な特徴は「ボバー」と呼ばれるカスタムスタイルを採用すること。1930〜40年代のアメリカで、若者を中心に流行したボバーは、平らなダートコースを走るダートトラックというレースに出場していた、ハーレーダビッドソンやインデアンなどのレーシングマシンのスタイルをオマージュしたもの。

フェンダーを短くカットしたり取り外したりすることが特徴で、髪型の「ボブ」スタイルと同じ由来だといわれています。

そんなボバースタイルが、近年のネオレトロバイク・ブームにより人気再燃。V9ボバーは、こうしたバイクの最新トレンドを取り入れたメーカー製カスタムモデルといえるバイクです。

●最新のデジタル技術も採用

搭載するエンジンは、排気量853ccで、最高出力65HP(65ps)/6800rpm、最大トルク73N・m(7.44kgf・m)/5000rpmを発揮。3000rpmで最大トルクの80%以上を発生する特性により、低回転域から鋭いダッシュ力を実現し、胸の空くような加速感を味わえます。

V9ボバーのメーター(左)やヘッドライト(右)
V9ボバーのメーター(左)やヘッドライト(右)

また、前後16インチの極太タイヤや無駄なパーツを極限までそぎ落としたシンプルなフォルムは、ビンテージな雰囲気とアグレッシブなイメージを両立。

LEDヘッドライトには、モト・グッツィを象徴するイーグルをイメージしたDRL(デイタイム・ランニング・ライト)も装備することで、個性的な顔付きも演出しています。

ほかにも、バイクをスマートフォンに接続することで、スピードメーターやタコメーター、平均燃費や平均速度など、様々な情報をスマホの画面上に表示できる「Moto Guzzi MIA マルチメディアシステム」をオプション設定。

最新のデジタル技術も盛り込むことで、高い利便性も誇ります。

●マフラーにはアルミ製エンドキャップも装着

その特別仕様車では、ティアドロップ型の燃料タンクやアルミ製サイドパネルなどに、ブラックとグレーの専用ツートーンカラーを採用し、さらに精悍さやスポーティさをアップ。

特別仕様車では、エンジンのシリンダーヘッドカバーにフライス加工も施す
特別仕様車では、エンジンのシリンダーヘッドカバーにフライス加工も施す

スタンダード仕様のミラーがハンドル・マウントタイプなのに対し、バーエンド・マウントタイプのミラーにしたほか、フォークブーツやショートタイプのフロントマッドガードなども装備することで、特別感も演出します。

また、エンジンのシリンダーヘッドカバーには、フライス加工という特別な切削を施すことで、カスタム感も向上。

V9ボバー スペシャルエディションのフロントビュー
V9ボバー スペシャルエディションのフロントビュー

さらに、マフラーのサイレンサーは出口部分の形状を斜めにしたスラッシュカット・タイプとし、アルミニウム製のエンドキャップも装着。

これらにより、エレガンスさとスポーティさを融合していることが魅力です。

価格(税込)は、スタンダード仕様の145万2000円に対し、8万8000円アップの154万円。2023年6月より順次出荷の予定です。

(文:平塚直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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