ミツオカ・ビュート、ヤリスがベースの4代目を発表。先行予約もスタート

■「ミツオカ・ビュート」4代目モデルが先行予約受付開始

富山県にある光岡自動車が製造しているミツオカ・ブランドのロングセラーモデル「ミツオカ・ビュート」は、2023年1月20日に30周年を迎えました。そして新型モデルとなる4代目ミツオカ・ビュートが2月17日に発表され、同時に先行予約がスタートしました。

ベース車を日産マーチからトヨタ・ヤリスに変更して生まれ変わったミツオカ・ビュート ストーリー
ベース車を日産マーチからトヨタ・ヤリスに変更して生まれ変わったミツオカ・ビュート ストーリー

ミツオカ・ビュートは1993年に、2代目日産マーチ(K11型)をベースに、ジャガー・マークIIをモチーフにしたコンパクトカーとして生まれました。

ビュートは登場と同時に大ヒットとなり、その後の光岡自動車のミツオカ・ブランドにおける乗用車開発への大きな原動力となった一台となりました。

ベース車のマーチがK12型に移行したのに従って2005年には2代目ビュートが誕生。さらにK13型に移行すると2012年には3代目へとモデル進化をしています。これまでに累計1万3000台を販売しています。

4代目は4ドア3BOX車ではなく5ドアハッチバックモデルに変更となる
4代目は4ドア3BOX車ではなく5ドアハッチバックモデルに変更となる

ということで、ミツオカ・ビュートは登場から3世代にわたって日産マーチをベースに作られてきましたが、そのマーチの国内販売が終了するとともに、今回のモデルチェンジとなりました。その4代目ビュートの画像が2月17日に公開されました。

先進安全装置も充実。2023 年秋に発売が予定されている
先進安全装置も充実。2023 年秋に発売が予定されている

今回、トヨタ・ヤリスがベースの4代目となるにあたり、車両名は「Viewt(ビュート)」から「Viewt story(ビュート ストーリー)」となるようです。

丸型ヘッドランプやハート型のグリルなど既存のビュートのデザインを継承してはいますが、3代目で設定されていた「ビュートなでしこ」同様の5ドアハッチバック車での展開となるようです。

先進安全装置も充実した新たなビュートは2023 年秋に発表・発売を予定しているようです。

(青山義明)

この記事の著者

青山 義明 近影

青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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