レトロでおしゃれなヤマハの50ccスクーター「ビーノ」に2023年モデル。自然にマッチするベージュなど新色3タイプを追加

■キュートな印象をアップする新色を採用

レトロでファッショナブルなスタイルが人気の50cc(原付一種)スクーターが、ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)の「ビーノ(Vino)」。

ヤマハ・ビーノ(イエロー)
ヤマハ・ビーノ(イエロー)

1997年の登場以来、街にマッチするキュートなスタイルが女性などの支持も受け、根強い人気を誇っていますが、そのビーノにカラーリングを変更した2023年モデルが登場。

最新のトレンドを採り入れた色調の新色3タイプを採用し、2023年3月14日(火)に発売されます。

●丸くて大きなヘッドライトが印象的

ビーノは、26年ものロングセラーを誇る原付一種のスクーターです。

大きな特徴は、レトロでポップなスタイル。特に、フロントカウル中央にある丸くて大きなヘッドライトが印象的で、デザインをアップデートさせながらも、初代から脈々と受け継がれるビーノ一番の個性といえます。

ヤマハ・ビーノ(ブラウン)
ヤマハ・ビーノ(ブラウン)

現行となる3代目は2018年に発売。このモデルから、ホンダとヤマハの業務提携により、ホンダの「ジョルノ」をベースに外装などを変えたOEM車となりましたが、街にフィットする小粋なスタイルは未だ健在です。

最高出力4.5psを発揮するエンジンは、49cc・水冷4ストローク単気筒を採用。アイドリングストップ機能などの採用により、WMTCモード値58.4km/Lという優れた燃費性能を誇ります。

また、実用性の高い装備も自慢。インナーカウル右側には500mlのペットボトルが収納できるインナーボックスを設置。⼩物を収納できる左側のグローブボックスには、便利な12Vのアクセサリーソケットも装備します。

ほかにも、シート下には、ヘルメットやレインウェアなどを入れられる容量約20Lのトランクも採用。

ヤマハ・ビーノ(ライトブルー)
ヤマハ・ビーノ(ライトブルー)

左のレバー(後輪ブレーキ)を操作すると、前輪にもほどよく制動⼒を配分し、ブレーキングをサポートするコンビブレーキなどにより、高い安全性も誇ります。

●全6色をラインアップ

その2023年モデルでは、前述の通りボディカラーに最新のトレンドも採り入れた新色3タイプを採用しています。

ヤマハ・ビーノ(ベージュ)
ヤマハ・ビーノ(ベージュ)

まず「イエロー」は、ビビッドでレトロな色調が特徴。日常が非日常に変わる予感を感じさせるポップな色合いになっています。

また、近年人気のアウトドアをイメージした「ベージュ」は、自然の中に馴染む色調。さらに、「ブラウン」は、目立ち過ぎず自分らしさを表現したナチュラルなカラーリングとなっています。

ヤマハ・ビーノ(マットグリーン)
ヤマハ・ビーノ(マットグリーン)

なお、従来色の「ライトブルー」「マットグリーン」「ブラック」も継続販売され、全6色で展開されます。

価格(税込)は21万4500円です。

(文:平塚 直樹

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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