■楽ナビの高精細なHD画質で再生できる「ドライブレコーダーリンクHD」に対応
パイオニアは、カロッツェリア「楽ナビ」の新製品の発売に合わせて、「楽ナビ」専用カーナビゲーション連動2カメラタイプドライブレコーダーユニット「VREC-DS810DC」を発表しました。発売開始は3月で、オープンプライス。
楽ナビの対応機種は、AVIC-RQ920-DC/RF920-DC/RL920-DC/RW920-DC/RZ920-DC/RQ720/RF720/RL720/RW720/RZ720/RL520/RW520/RZ520/RW120/RZ120。
フロント/リヤガラスに取り付けても視界を妨げない小型設計で、リヤカメラは、防水・防塵設計のため、車外(エクステリア)への設置もできます。
最大の特徴は、映像の再生や設定などの操作を楽ナビの画面上で行える点です。
映像は、楽ナビの高精細なHD画質で再生できる「ドライブレコーダーリンクHD」に対応。動画と静止画は、HD画質で再生されるだけでなく、動画と静止画のサムネイルからダイレクトタッチでの再生もできます。さらに、データ消去などの設定も楽ナビの大画面上でスムーズに行える利点もあります。
「カメラ切換」キーにより、録画中の映像の切り換え「フロント→リヤ→フロントとリヤ(PinP)」や、録画映像再生時の切り換え「フロント←→リヤ」がワンタッチもできます(録画映像再生時は、フロント映像とリヤ映像の同時表示[PinP]には未対応)。
また、楽ナビのHDMI入力にスマホやメディアストリーミング端末を接続している場合は、AUX接続によるカーナビ連動機能「ドライブレコーダーリンク」が使えます。
●夜間の映像も鮮明に記録する高感度録画「ナイトサイト」に対応
夜間でも高画質で記録できるのも特色で、STARVIS技術が搭載されたソニー製CMOSセンサーにより、夜間の映像もしっかり記録する高感度録画「ナイトサイト」に前後カメラともに対応。トンネル内の走行をはじめ、夜間の駐車時でもナンバープレートの文字や周囲の状況などの映像を前後2カメラで鮮明に記録することができます。
なお、前後カメラともに200万画素の高画質フルHDカメラが採用されていて、走行車両のナンバープレートを鮮明に記録することができるため安心です。
また、急な明るさの変化による白とびや黒つぶれを補正し、昼も夜も鮮明な映像を録画できる「WDR機能」も用意されています。
さらに、車両のシフトレバーに連動し、後方映像を鮮明に映し出す「バックカメラ機能」、24時間365日クルマを監視する「駐車監視機能(セキュリティモード)」、2つのGセンサーで走行中や駐車中の衝撃を正確に検知する「ダブルGセンサー」なども備わっています。
駐車監視機能は、エンジン停止後、バッテリー電圧が設定より低くなった際に、電源供給を停止する電圧監視機能、動作時間を設定できるタイマー機能も搭載されています。 そのほか、フロントカメラと本体それぞれにGセンサーが搭載され、走行中にはフロントカメラのGセンサーを、駐車監視中には本体のGセンサーを使うことで、車両の衝撃を正確に検知。
多彩な録画モードも搭載されています。連続録画、イベント録画、手動イベント録画、駐車監視録画など、走行中や駐車中のさまざまなシーンに対応。
LED信号機の無点灯記録を防止する高フレームレート(27.5fps)対応するほか、本体内蔵マイクで車内の音声記録が可能で、ドライブの記録としても使えます。
そのほか、カーナビでのテレビ視聴時の電波干渉を抑える地デジ電波干渉に対応。microSDカード(32GB)、HDMIケーブル/4極ミニジャックケーブルが同梱され、長時間記録できるmicroSDXCカード(exFAT 128まで)にも対応しています。
フロントガラスへの不要な映り込みを軽減する、別売の偏光フィルター「AD-PLF1」に対応(フロントカメラのみ)。また、録画された走行映像を確認できるパソコン用ビューアーソフト「Driving Viewer」(無償ダウンロード)にも対応しています。
「楽ナビ」の大画面で確認、設定できる「VREC-DS810DC」は、「楽ナビ」ユーザーに安心、安全なカーライフをもたらしてくれるはずです。
(塚田 勝弘)