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■街乗りや通勤での利便性をアップした新型スイッチ
ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)は、レトロでスタイリッシュなデザインが魅力の24型電動アシスト自転車「PAS CITY-V(パス・シティブイ)」、軽量コンパクトな20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C(パス・シティシー)」&「PAS CITY-X(パス・シティエックス)」の2023年モデルを発表しました。
いずれにも、感覚的操作が可能なデザインの「スマートクロックスイッチ」を新採用したほか、それぞれのモデルにニューカラーも追加し、いずれも2023年2月14日(火)に発売します。
●高い走行性のPAS CITY-Vと扱いやすいPAS CITY-C/X
PAS CITY-Vは、24型ホイールと内装5段変速機の組み合わせや、優れた制動力を発揮するVブレーキ(前輪)などにより、通勤や街乗りなどで使いやすい走行性を実現するモデルです。
また、直線的なV型フレームと砲弾型バッテリーランプ、レザーテイストのグリップ/サドルなど、レトロスポーティをテーマにしたスタイルが、街にベストフィットすることも特徴です。
一方、コンパクトで誰にでも扱いやすい車体を持つのがPAS CITY-CとPAS CITY-X。
特に、PAS CITY-Cは、乗り降りしやすい低床U字型フレーム、オシャレなデザインと機能性を両立させたデルタハンドルや大型テリーサドルなどを採用することで、カジュアルなデザインとしていることが特徴です。
また、PAS CITY-Xは、クールでスタイリッシュな印象を与えるワイヤー内蔵の直線的なX字型フレーム(Xフレーム)により、クールでスタイリッシュな印象のモデル。
セミスリックタイヤやセミストレートハンドル、スポーティサドルなどの装備により、スポーティな走りも実現し、スマートに街乗りを楽しめます。
さらに、これら3モデルは、いずれも高い電動アシスト性能を持つことも魅力。登坂時などの高回転ペダリング時でも、のびやかで快適な乗り心地(アシストフィーリング)と、坂道などの状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を採用することで、シティユースの多様なシーンで快適な走りを実現します。
●コンパクトで使いやすい新スイッチ
これら3モデルの2023年モデルは、いずれも新設計の「スマートクロックスイッチ」を採用したことがトピックです。これは、ハンドルに沿ったコンパクトなサイズで、日常生活での使いやすさを考慮した機能やデザインが魅力のスイッチです。
主な特徴は、まず、実際の利用シーンで頻繁に確認することが多い時計の表示を大きくし、より見やすくしたこと。
走行モード切替ボタンは、アシストダウンボタンに比べアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで走行中でも操作しやすい形状にしています。
さらに、各種操作ボタンの配置に加え、選択中の走行モード、バッテリー残量などが瞬時に確認できるディスプレイの情報配置とするなど、細部に渡る使いやすさの向上を実現しています。
ほかにも、バッテリー残量が20%を切ると、お知らせランプを点灯させると共に、「ピピッピピッ」とブザー音で警告。目と耳で残量の低下を確認することができ、突然の電池切れを防ぎます。
また、バッテリーの残量が、10段階のインジケーターと%で表示されるため、従来モデルに比べて残量を確認しやすくなっているのも注目点です。
ボディカラーは、PAS CITY-Vへ上質感があり、華やかな印象の「マットアンバー2」を新設定し、全3色で展開。
PAS CITY-Cでは、上質でエレガントな印象を与える「マットロゼ」、どんなファッションにも合わせやすい「カカオ」を新たに追加し、全4色をラインアップします。
加えてPAS CITY-Xでは、カジュアルな「マットグレイッシュベージュ」、スマートな「ディープレイクグリーン」の2色を追加し、全3色で展開します。
価格(税込)は、PAS CITY-Vが15万700円、PAS CITY-Cが14万3000円、PAS CITY-Xが14万5200円です。
(文:平塚 直樹)