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■8台のカスタムキャラバンが集合 その1
木村拓哉プロデュース、BUSOU、NEEDSBOX、350MOTORINGの4モデルを紹介
芸文社のアウトドア系マガジン「OUTDOORあそびーくる」が東京オートサロン2023にブースを出展。8台のカスタムキャラバンを展示しました。
1ボックス系のカスタマイズベースとしてはトヨタのハイエースがメジャーですが、ハイエースばかりでつまらないと思っている方も多いはず。
そうしたなか、キャラバンをベースとしたカスタマイズはより独自性が強く、これから手に入れてカスタムしたいと思っている方には大きな参考となったことでしょう。
OUTDOORあそびーくるのブースでは8台のカスタムされたキャラバンが展示されていました。
その1としてここでは、木村拓哉プロデュース、BUSOU、NEEDSBOX、350MOTORINGの4モデルを紹介します。
●木村拓哉プロデュースのトレジャーボックス号
動画配信サイト「GYAO!」で配信中のタレントの木村拓哉さんの冠番組「木村さ~~ん!」内でカスタマイズしたのがこちらのトレジャーボックス号。
足まわりには、ダンパーのオイルを交換することで性能アップを実現するネオチューンをさらに一段階アップさせたカーライフ・エグゼクティブVer.2を採用。乗り心地を損なわないように1インチだけローダウンを施しています。
タイヤはグッドイヤーのイーグル#1ナスカー、ホイールはフロントラインのFSW IIIの木村拓哉スペシャルとなっています。
サーフィンにフィッシングにとアウトドアレジャーにも精通している木村拓哉さんだけに、インテリアも趣味的グッズ満載とのこと。取材では都合により撮影できませんでしたが、チャンスがあればインテリアも確認できるでしょう。
●搭載性重視のエクステリア架装モデル BUSOU CARAVAN プレミアムラインver.2
BUSOUブランドのパーツが取り付けられたキャラバン。今回の展示車は、エクステリアのドレスアップに特化したもの。
フロントアンダーガーニッシュは、下部に凹凸を設けたデザインで、塗り分けの仕方によってさまざまな表情を生み出すことが可能になっています。オーバーフェンダー風のフェンダーガーニッシュはカーボン柄の表皮を持つAES樹脂を採用し、シャキッとしたスタイルを実現しています。
●跳ね上げベッドの採用で車内空間を上手に生かす NEEDSBOX NV type-3
フリップベッドと呼ばれる左右2分割のベッドを採用したNEEDSBOX NV type-3。
このベッドのカシコイところは、ベッドとして使えるだけでなく、半分を折りたたんだときはベンチのようになってちょっとした事務仕事などにも使えるところ。
さらに、ベッドとして展開した状態でも、ベンチとした状態でも荷物を上下に振り分けることができ、搭載性も向上することです。アウトドアレジャーはもちろん、仕事でも使い勝手のいいモデルに仕上げられています。
●フルベッド仕様でデスク付き、車中泊の快適性を追求した 350MOTORINGのARJ style
350MOTORINGが作成したARJ styleは分割タイプではなく、室内幅いっぱいを使った車中泊重視の仕様。
2分割タイプのベッドは汎用性が高いけど、車内で寝ることを重視した場合は、分割しないフルタイプのほうがベッドとしての性能を稼ぐことができます。
とはいえこのベッドは縦方向には分割しないものの、前後には分割して対面対座が可能となっています。リヤのクォーターウインドウにはパンチンボードが設置され、さまざまなアイテムを収納可能。足まわりはビルシュタインのダンパーBFグッドリッチの16インチタイやがおごられています。
(文・写真:諸星 陽一)