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■マットブラックに赤のエンブレムが精悍
リードといえば、40年以上の歴史を誇るホンダの人気スクーター。その現行モデルである原付二種(第二種原動機付自転車)の「リード125」に、新しいカラーリングを追加した2023年モデルが発表されました。
より高級感を演出するキャンディ系レッドと、赤いエンブレムなどとの組み合わせで精悍な印象となるマット系ブラックの新色2色が追加され、2023年2月16日に発売されます。
●1982年から続くロングセラーモデル
ホンダのリードは、1982年に2ストローク単気筒エンジンを搭載した初代モデルが登場して以来、街中での軽快な走りや高い実用性などにより、現在も根強い人気を誇るロングセラーモデルです。
かつては、50ccや80cc、125ccと豊富なラインアップを誇っていましたが、現在では125ccの原付二種のみを設定。
エンジンも、今では4ストローク単気筒となりましたが、扱いやすい出力特性や利便性が高い装備などにより、通勤・通学、買い物など日常の足から休日のレジャーまで、幅広い用途に使えることで根強い人気を誇ります。
2022年のモデルチェンジで登場した現行モデルでは、より力強い走りと低燃費を両立した124cc・水冷単気筒エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」を採用。従来の2バルブを4バルブ化するなどの改良を施すことで、高出力11ps・最大トルク1.2kgf-mを発揮すると共に、WMTCモード値で49.0km/L(1名乗車時)という優れた燃費性能も実現しています。
また、キーを携帯していれば、ポケットやバッグなどに入れたままでもエンジンのオン/オフなどが可能な「Honda SMART Keyシステム」も採用。
さらに、フロントインナーボックス内にあり、スマートフォンの充電などができるUSBソケットはタイプCに対応。従来から定評があるシート下スペースのラゲッジボックスは37Lの大容量を確保することで、ヘルメットやB4サイズのバッグなどの収納を可能としています。
●価格は32万4500円〜33万円
2023年モデルではボディカラーのバリエーションを変更。高級感を感じさせる「キャンディーノーブルレッド」と、精悍な「マットギャラクシーブラックメタリック」を新たに追加しています。
特にマットギャラクシーブラックメタリックでは、エンブレムやフロントブレーキキャリパー、リヤサスペンションスプリングなどに赤の差し色を配色。車体のマットブラックとアクセントの赤が絶妙なコントラストとなり、よりスポーティな印象も醸し出します。
ほかにも、従来からの「パールジャスンホワイト」や「ポセイドンブラックメタリック」も継続色として設定し、全4色のカラーバリエーションで展開します。
価格(税込)は、マットギャラクシーブラックメタリックが33万円、そのほかのカラーが32万4500円です。
(文:平塚直樹)