注目のBYDが集結。気になる中国発EVをまとめてチェックできるチャンス!【東京オートサロン2023】

■EV界を席巻するBYDが幕張メッセに見参

東京オートサロン2023のBYDブースイメージ
東京オートサロン2023のBYDブースイメージ

テスラを脅かす勢いで快進撃を続ける中国発のEVメーカー・BYDが「東京オートサロン2023」に出展します。

2023年1月にいよいよ国内販売をスタートする「ATTO 3(アットスリー)」をはじめ、コンパクトカーの「DOLPHIN(ドルフィン)」、セダンの「SEAL(シール)」という、日本で買える最新EVの3モデルが集結するということです。

●最新EVの3モデルを実見できる!

BYDが国内導入するシール、ATTO 3、ドルフィン
BYDが国内導入するシール、ATTO 3、ドルフィン

「中国からの刺客」と巷を賑わせているBYDが、間もなく国内で乗用車モデルの販売を本格的にスタートします。その第1弾となるのが、コンパクトSUVの「ATTO 3」。

そして、2023年中頃にはコンパクトハッチ「ドルフィン」、同下半期にセダン「シール」を順次発売予定。これまで日本に販売ネットワークをもたなかったBYDだけに、実車を間近で見る機会に恵まれず、その出来栄えが気になっていたという方も多いのではないでしょうか。

そんなBYDの最新3モデルをまとめて実見できるのが、2023年1月13日(金)〜15日(日)に千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2023」です。

●最大の注目株はATTO 3

BYD ATTO 3のフロントビュー
BYD ATTO 3のフロントビュー

東京オートサロンのBYDブースは「X TOKYO(クロス トウキョウ)」がテーマ。東京の夜をイメージさせるネオンカラーを基調にした展示もひとつの見どころのようです。

同ブースで最も注目を集めるのが、国内第1弾のプロダクトとなる「ATTO 3」でしょう。全長4.4mサイズの5人乗りコンパクト電動SUVは、日産アリアやヒュンダイ アイオニック5といった強豪と真っ向から勝負する存在です。

BYD ATTO 3のフェイシア
BYD ATTO 3

フル充電からの走行距離は485km(WLTPモード)と、十分過ぎるほどの性能を確保。元アウディのヴォルフガング・エッガーがデザインディレクターを務めているとあって、いかにもモダンなSUVらしいスタイリングをさらりと“着こなして”います。

ボタンひとつでタテ・ヨコに回転する大型タッチスクリーンをはじめ、先進のADASや広大なサンルーフ、前席シートヒーター、車外給電機能といった装備・機能類を“全部のせ”したモノグレード展開というのもATTO 3の凄み。

盛りだくさんの機能装備一切合切含めて440万円と、ライバル勢には驚異といえる価格設定も注目を呼んでいる理由でしょう。

BYDの国内販売店
BYDの国内販売店イメージ

ちなみに、最近ではスマホひとつでクルマを購入できる新しい販売方法を採り入れる自動車メーカーもありますが、BYDジャパンはあえてリアル店舗でのリアルな接客にこだわる模様。2023年より全国各地に順次販売店をオープンし、セールスからサービスまで、人と人とがコミュニケーションをとりあえる体制を構築するそうです。

TOKYO AUTO SALON 2023開催概要】

●会期:2023年1月13日(金)~15日(日)
●会場:千葉県・幕張メッセ(日本コンベンションセンター)国際展示場 ホール1〜11/国際会議場/イベントホール/屋外展示場(予定)
●主催:東京オートサロン事務局(TASA)

三代 やよい

この記事の著者

三代やよい 近影

三代やよい

自動車メーカー勤務後、編集・ライティング業に転身。メカ好きが高じて、クルマ、オートバイ、ロボット、船、航空機、鉄道などのライティングを生業に。乗り継いできた愛車は9割MT。ホットハッチとライトウェイトオープンスポーツに惹かれる体質。
生来の歴女ゆえ、名車のヒストリーを掘り起こすのが個人的趣味。
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