■12月21日デビュー! プラスチック廃棄物から作られた燃料で動作
かつてイタリアを拠点として躍動したデザインブランド「ベルトーネ」が、新型ハイパーカーの最新ティザーイメージを公開しました。
ベルトーネは、1912年に創業した名門カロッツェリアです。これまでアルファロメオ「GT」、「モントリオール」、ランボルギーニ「ミウラ」、「カウンタック」、ランチア「ストラスト」など、数え切れないほどの名車を手掛けてきましたが、2014年に破産宣言をし、1世紀以上にわたる自動車デザインに終止符が打たれました。
しかしその後、マウロ・リッチとジャンフランク・リッチのリッチ兄弟が、ベルトーネに関する権利を取得、いよいよ新型モデルが登場します。
新型ハイパーカーの詳細は謎に包まれていますが、同社では、そのパフォーマンスマシンはプラスチック廃棄物から作られた燃料で動作するように設計されていると語っています。
新たに公開されたティザーイメージでは、複数のコの字LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備、ミッドシップのプロポーションを備えた底床2シーターが予想できます。
ディテールは不明ですが、スポーツカーセグメントに革命をもたらすデザインというより、マクラーレン「720S」やロータス「エミーラ」を彷彿させ、同ブランドでは、そのスタイリングを「イタリアのエレガンスと『イタリアの紳士』への賛辞」として機能すると表現しています。
いずれにしても、ベルトーネは復活を遂げた後、イタリアのエレガンスと息をのむようなパフォーマンスを融合させた、限定版ハイパーカーを製造するハイエンドメーカーになると言われており、今後続々と新型モデルが登場する可能性もありそうです。
この投稿をInstagramで見る
(APOLLO)