BMW X7も一部改良でシフトレバーを廃止。フロントマスクの迫力が大幅アップ

■最新の3.0Lディーゼルターボ、4.4L V型8気筒ガソリンターボに48Vマイルドハイブリッドを搭載

2022年11月15日(火)、BMW X7が一部改良を受けました。小山のようにそびえ立つボディサイズとフロントマスクから圧倒的な存在感を誇るX7。最新バージョンの7シリーズと同様に、上下2分割式のツイン・サーキュラー&ダブル・ライトが採用されています。

BMW X7
一部改良でさらに迫力を増した顔つきに

上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイムランニングライト、下部にはアダプティブマトリックス機能を用意。コーナリングライト機能も併せ持つLEDヘッドライトになっています。

お馴染みのキドニーグリルは、存在感と力強さを主張するデザインに進化し、クロームで縁取ることで高級感も増しています。暗闇で光を放つ「アイコニックグロー・キドニーグリル」という新しい顔つきが与えられ、さらに迫力を増しています。

BMW X7
一部改良を受けたBMW X7

足元には、23インチアルミホイールをオプション設定。インテリアでは、以前お伝えしたように、3シリーズと同様にトランスミッションのシフトレバーが廃止され、パドルシフトを全車に標準装備。

シフトレバーがなくなったことで、「iDriveコントローラー」まわりが整理され、運転席まわりの空間が広くなり、モダンな仕立てになっています。

また、ナビゲーションに「AR(拡張現実)」を使ったリアルタイムの映像も表示されるようになりました。目的地を設定すると、14.9インチのコントロールディスプレイに前方のリアルタイムでの映像が映し出され、進行方向を表示する矢印も表示。

BMW X7
シフトレバーを廃止したインパネ

シート配列は、改良前と同様に、6人乗り、もしくは7人乗り仕様の選択が可能。6人乗りは、全シートがアームレスト付の独立式になり、ロングドライブでも疲れ知らずの快適な時間を楽しめます。

人気のクリーンディーゼルを積む「BMW X7 xDrive40d」は、最高出力340PS(250kW)、最大トルク700Nmを発揮する新型の3.0L直列6気筒BMWツインパワーターボ・ディーゼルエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速ATが組み合わされています。

BMW X7
シフトレバーの廃止によりセンターコンソールまわりがすっきりしている

駆動方式は、車名のとおり4WDのxDrive。48Vマイルドハイブリッドシステムとの組み合わせにより、システムトータル最高出力は352PS(259kW)、システムトータルの最大トルクは720Nmを誇ります。

Mパフォーマンス・モデルの「BMW M60i xDrive」は、高効率な最新型の4.4L V型8気筒BMWツインパワーターボ・ガソリンエンジンに、8速AT、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされていて、システムトータル最高出力は530PS(390kW)、システムトータル最大トルクは750Nmに達しています。

足まわりには、「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付アダプティブ2アクスル・エアサスペンション」と、「電子制御ダンパー付きアダプティブ・サスペンション」を標準装備。サスペンションへのエアの供給は、ホイールごとに個別に調整されるため、不均衡な積載状態を補正することも可能。速度域を問わず、常に最適な車高が維持され、快適で安全なハンドリングが得られるそう。

BMW X7
「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付アダプティブ2アクスル・エアサスペンション」と「電子制御ダンパー付きアダプティブ・サスペンション」を標準装備

加えて、鋭いハンドリングをもたらす電動パワーステアリングの「インテグレイテッド・アクティブステアリング」、アンチロール・スタビライザーの最適化により、俊敏性とハンドリング精度も向上。とくに、ハードなコーナリング時に効果を発揮する「エグゼクティブ・ドライブプロ」、直進走行時の快適性向上に寄与するという「アクティブロール・スタビライザー」なども標準化されています。

BMW X7
操縦安定性、走りが磨かれている

機能面では、事前に登録した駐車操作により、ステアリングやブレーキ操作を自動で行う「パーキングマニューバアシスト(駐車経路自動誘導)」機能を加えた「パーキングサポートプロフェッショナル」が新たに標準装備されています。

最新のコネクティビティや運転支援システムの「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」なども含めて、最新技術が盛り込まれています。

●ボディサイズ:全長5170×全幅2000×全高1835mm

●価格
「BMW X7 xDrive40d Excellence」:1339万円
「BMW X7 xDrive40d M Sport」:1386万円
「BMW X7 M60i xDrive」:1698万円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。