ヤマハ発動機から電動アシスト自転車のスタンダード仕様「PAS With」2023年モデルが登場

■「PAS With」と「PAS With SP」の座り心地を向上

ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車のスタンダードモデル「PAS With(パス ウィズ)」「PAS With DX(パス ウィズ デラックス)」「PAS With SP(パス ウィズ スーパー)」の2023年モデルを2022年11月30日に発売します。この3モデルは、日常使いから買い物、通勤や通学まで幅広いシーンで使いやすいタイプになっています。

ヤマハ発動機「PAS With」の「スモークイエロー」
「PAS With」の「スモークイエロー」

「PAS With シリーズ」は、上り坂などの高回転ペダリング時でも快適な乗り心地やアシストフィーリングを備えています。走行シーンや勾配などに合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」などが用意され、幅広いシーンで活躍するモデルになっています。

2023年モデルでは、ほかの電動アシスト自転車のラインナップと同様に、感覚的な操作が可能なデザインの「スマートクロックスイッチ」が新たに搭載されています。

ヤマハ発動機「PAS With」シリーズの「スマートクロックスイッチ」
感覚的な操作が可能なデザインの「スマートクロックスイッチ」

日常生活での使いやすさが考慮されたデザインで、目と耳でバッテリーの残量確認ができるバッテリー残量低下お知らせ機能が用意されています。

「PAS With」は、幅広いシーンで使いやすいデザインと機能を備えた「PAS Withシリーズ」で最軽量のスタンダードモデル。

「PAS With DX」は、「籐風ナチュラルバスケット」「クラシカルテリーサドル」など、ディテールにまでこだわったファッショナブルな仕様です。

「PAS With SP」は、「PASシリーズ」最上位のアシストレベルによる優れた登坂性能、大容量バッテリー(15.4Ah)が搭載されているほか、大容量エレガントバスケット(約24L)を用意。パワフルかつ積載性に優れたプレミアムモデルとなっています。

ヤマハ発動機「PAS With SP」の「ブロンズメタリック」
「PAS With SP」の「ブロンズメタリック」

なお、3モデルのうち、「PAS With」と「PAS With SP」は、サドルの座面をワイドにし、クッションが柔らかく改良されています。さらに、滑りにくい表皮素材が採用されたことでフィット感があり、座り心地も向上したそう。

カラーは、上質感があり洗練された雰囲気の「ディープレイクグリーン(PAS With、PAS With DXのみ)」が新たに設定されています(PAS With 6色、PAS With DX 5色、PAS With SP 3色)。

<PAS With>
●サイズ(24型):全長1785×全幅560×サドル高725~870mm
●サイズ(26型):全長1880×全幅560×サドル高750~895mm
●カラー:ディープレイクグリーン、スモークイエロー(ツヤ消し)、パウダーブルー2(ツヤ消し/26型のみ)、マットグレイッシュベージュ(ツヤ消し)、カカオ、ピュアシルバー(26型のみ)
●一充電あたりの走行距離:強モード48km/スマートパワーモード53km/オートエコモードプラス:78km
●価格:13万8600円

<PAS With DX>
●サイズ(24型):全長1785×全幅560×サドル高720~865mm
●サイズ(26型):全長1880×全幅560×サドル高745~890mm
●カラー:ディープレイクグリーン、マットグレイッシュベージュ(ツヤ消し)、ミスティグリーン(ツヤ消し/26型のみ)、マットブラック2(ツヤ消し/26型のみ)、ピュアパールホワイト
●一充電あたりの走行距離:強モード48km/スマートパワーモード53km/オートエコモードプラス:78km
●価格:14万4100円

<PAS With SP>
●サイズ(24型):全長1785×全幅560×サドル高725~870mm
●サイズ(26型):全長1880×全幅560×サドル高750~895mm
●カラー:ブロンズメタリック(ツヤ消し)、ブラック(26型のみ)、グレーメタリック(26型のみ)
●一充電あたりの走行距離:強モード59km/スマートパワーモード66km/オートエコモードプラス:100km
●価格:17万1600円

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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