通勤や通学に向く電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5」の2023年モデルがヤマハ発動機から登場

■使いやすく機能的なデザインの「スマートクロックスイッチ」を新たに搭載

ヤマハ発動機は、2022年11月上旬に入り、電動アシスト自転車の2023年モデルを一気に発表しています。いまでは、街乗りから通勤や通学に向くモデル、e-bikeと呼ばれるスポーツモデルなど、多彩な電動アシスト自転車が揃っています。

ヤマハ発動機 PAS CITY-SP5
ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5」

2022年12月15日に発売される27型電動アシスト自転車「PAS CITY-SP5(パス シティ エスピーファイブ)」は、通学や通勤に最適な1台。長距離走行や荷物の多い通学、通勤で使いやすく、便利機能も充実しています。

走りでは、登坂時などの高回転ペダリング時でも伸びやかで快適な乗り心地、アシストフィーリングが得られるそう。また、状況に合わせて自動でアシスト力が制御される「スマートパワーアシスト」も搭載されています。

さらに、27型タイヤと内装5段変速、15.4Ahリチウムイオンバッテリーなどによる快適な走行性能が美点です。また、約25Lの大型バスケット、ステンレス製リヤキャリヤによる高い積載性、両足スタンドにより停めやすいなど、使い勝手の高さも光ります。

ヤマハ発動機 PAS CITY-SP5
操作性と視認性が向上した操作部、表示部

2023年モデルでは、使いやすく機能的なデザインの「スマートクロックスイッチ」を新たに採用。ハンドルに沿ったコンパクトサイズで、走行時でもコントロールしやすいなど、操作性に配慮されています。

走行モード切替ボタンは、アシストダウンボタンよりもアシストアップボタンが大型化されていて、上下非対称にすることで走行中でも操作がしやすい形状になっています。

また、各種操作ボタンの配置に加えて、選択中の走行モード、バッテリー残量などが瞬時に視認できるディスプレイの情報配置になっています。さらに、バッテリーの残量が20%を切るとランプが点灯し、ブザー音が鳴るため、目と耳で残量の低下を確認可能。バッテリー残量が減ると、点滅が早くなり、突然の電池切れにならないように注意を促します。

バッテリーの残量は、10段階のインジケーターと%で表示されるようになり、従来モデルよりも確認しやすくなっています。

カラーは、カジュアルな印象でファッションにも合わせやすい「マットオリーブ(つや消し)」が追加されたほか、継続色として「マットネイビー(つや消し)」、「ミラーシルバー」の2色が用意されています。

●サイズ:全長1880×全幅585×サドル高800~935mm
●一充電あたりの走行距離:強モード52km/スマートパワーモード59km/オートエコモードプラス:86km
●価格:15万1800円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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