ヤマハの電動アシスト自転車、シティタイプ「PAS mina」の2023年モデルは、新設計の「スマートクロックスイッチ」を搭載

■新色の「マットロゼ」「マットインディゴ」を設定

コロナ禍で注目度がさらに高まった電動アシスト自転車。いまでは、3人乗りや小径タイプなどの街乗り用から、スポーツ走行向けのe-bike、マウンテンバイクタイプなど多彩なモデルが揃っています。

ヤマハ発動機 PAS mina
シティタイプの「PAS mina」2023年モデルが2023年1月31日に発売

最初に電動アシスト自転車を世に送り出したヤマハ発動機は、シティタイプ「PAS mina(パス ミナ)」の2023年モデルを2023年1月31日(火)に発売します。

ファッショナブルな「PAS mina」は、「ライフスタイルやファッションに合わせて、わたしらしさを表現できる電動アシスト自転車」をコンセプトに掲げています。単に道具として割り切るのではなく、自分らしくカスタマイズする楽しみを採り入れているのが特徴。

具体的には、レトロスタイル真鍮スプリングベル、クラシカルなアルミ製ペダルなど、上質感や素材感を強調する装備を用意。また、登坂時などの高回転ペダリング時でものびやかで快適な乗り心地(アシストフィーリング)、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」も搭載されています。

ヤマハ発動機 PAS mina
操作スイッチと表示部

2023年モデルは、日常生活で使いやすく、感覚的操作が可能なデザインの「スマートクロックスイッチ」が新たに用意されています。

この新機能は、ハンドルに沿ったコンパクトなサイズで、日常使いに考慮された機能的なデザインが与えられています。

実際の利用シーンでは、時計の表示を大きくすることで視認性を向上。走行モード切替ボタンは、アシストダウンボタンに比べてアシストアップボタンを大型化し、上下非対称にすることで、走行中も操作がしやすい形状になっています。

また、各種操作ボタンの配置に加えて、選択中の走行モード、バッテリー残量などを瞬時に確認できるディスプレイの情報配置にもこだわったそう。

さらに、バッテリーの残量が20%を切ると、お知らせランプが点灯。「ピピッピピッ」とブザー音も鳴るため、目と耳で残量の低下を確認することが可能で、突然のバッテリー切れを防ぐことができます。また、バッテリー残量は10段階のインジケーターと%で表示され、従来型に比べて残量が確認しやすくなっています。

カラーは、素朴感がありエレガントな印象を与える「マットロゼ」、カジュアルでありながら落ち着いた印象を受ける「マットインディゴ」が新設定され、継続色の「ホワイトオレ」を含めた全3色展開となっています。

●サイズ:全長1840×全幅580×サドル高745〜890mm
●一充電あたりの走行距離:強モード48km/スマートパワーモード55km/オートエコモードプラス:83km
●価格:16万600円

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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