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■既存色を含む全10カラーで展開
1901年にイギリスで発祥し、現在はインドの自動車大手アイシャーモーターズ・リミテッド(Eicher Motors Limited)の1部門である、世界最古のバイクブランドが「ロイヤルエンフィールド」です。
現在は、主に中排気量クラスのモデルを数多くリリースするブランドですが、そのロイヤルエンフィールド製クルーザー「メテオ350」に、3タイプの新色が登場。
メテオ350に設定されている3グレードのうち、シンプルでカジュアルな「ファイヤーボール(Fireball)」に2色、最上級グレード「スーパーノヴァ(Supernova)」に1色が追加され、既存色と合わせて全10色で展開されます。
●扱いやすい349cc・空冷単気筒を搭載
メテオ350は、2020年に発表された中型クルーザーモデルです。長距離ライディングでも疲れにくいアップライトなポジションに、クラシカルなクルーザースタイルを採用することで、街乗りからツーリングまで、幅広いシーンに対応。
また、最高出力20.2ps、最大トルク27N・m(2.75kgf-m)を発揮する349cc・空冷4ストローク単気筒エンジンは、低速域から高速域までスムーズな出力特性を持つことで、初心者からベテランライダーまで、さまざまなライダーが快適な走りを楽しめるバイクです。
ほかにも、車両重量191kgの軽量な車体は取り回しがしやすく、765mmの低いシート高で足着き性も抜群。
ロイヤルエンフィールドによれば、海外のモーターサイクル専門家から「サラブレッド・クルーザー」として認められるほど、洗練された乗り味が楽しめるバイクだといいます。
ラインアップには、シンプルでカジュアルな「ファイヤーボール(Fireball)」、シート後部にタンデムライダーが快適に座れるシートバックなどを装備した「ステラ(Stellar)」、ツーリングでの快適性を生むウインドスクリーンなどを装備した最上級グレードの「スーパーノヴァ(Supernova)」といった3タイプを用意します。
●マット系グリーンなどを追加
今回追加になった新色は、まず、ファイヤーボールに、「ファイヤーボール・ブルー(Fireball Blue)」と、「ファイヤーボール・マットグリーン(Fireball Matt Green)」の2色を追加。
ファイヤーボールの既存色には、「ファイヤーボール・イエロー(Fireball Yellow)」と「ファイヤーボール・レッド(Fireball Red)」もあるため、このグレードは全4色の展開となります。
また、スーパーノヴァには、鮮やかな「スーパーノヴァ・レッド(Supernova Red)」を追加。
従来色の「スーパーノヴァ・ブラウン(Supernova Brown)」「スーパーノヴァ・ブルー(Supernova Blue)」と合わせて、全3色から選べます。
ちなみに、ステラには、新色の追加はありませんが、既存色の「ステラ・レッド(Stellar Red)」「ステラ・ブルー(Stellar Blue)」「ステラ・ブラック(Stellar Black)」を継続販売。シリーズで、全10カラーが用意されることになります。
価格(税込)は、メテオ350ファイヤーボールが65万100円、メテオ350ステラが66万4400円、メテオ350スーパーノヴァが67万9800円。
新色が追加されたメテオ350の予約と販売は、2022年11月1日より開始中です。
(文:平塚 直樹)