ホンダの軽二輪クルーザー「レブル250/Sエディション」に新色を採用した2023年モデル登場

■エンジンは最新の排気ガス規制にも対応

ホンダは、シンプルでクールなイメージのスタイリングと、軽量で取り回しやすい車体サイズが好評の軽二輪クルーザーモデル「レブル250」と「レブル250Sエディション」の2023年モデルを発表しました。

ホンダのレブル250に2023年モデル
レブル250Sエディションのキャンディーディーゼルレッド

新型は、基本スペックをほぼそのままに、カラーバリエーションを一新。また、最新の令和2年排出ガス規制に対応させて、2022年12月22日(木)に発売されます。

●幅広いライダーに対応する扱いやすさ

ホンダのレブル250は、タフでクールなイメージのスタイリングと、軽量で取り回しやすいサイズの車体、扱いやすい出力特性のエンジンを搭載する軽二輪のクルーザーモデルです。

クルーザーモデルとは、アメリカンバイクの一種で、長い直線を快適に走るロー&ロングなスタイルを持たせたバイクのこと。

ホンダのレブル250に2023年モデル
ホンダ・レブル250のパールメタロイドホワイト

なかでもレブル250は、車両重量171〜172kgという軽量な車体と690mmの低シート高により、小柄な女性ライダーなどでも取り回しがしやすいことが魅力。

また、ミドルポジションのステップを採用することで、アップライトなライディングポジションを実現し、長距離ツーリングなどでも、疲れにくく、快適な乗り心地に貢献します。

搭載する249cc・水冷4ストローク単気筒エンジンは、低回転域ではトルクフルで扱いやすい特性としつつも、高回転域まで気持ちよい伸び感のある加速フィールも両立。

単気筒ならではの小気味よい鼓動感も味わえることで、スロットルを開けるごとに、走る楽しさを満喫できるバイクです。

ホンダのレブル250に2023年モデル
ホンダ・レブル250のマットガンパウダーブラックメタリック

また、レブル250Sエディションは、レブル250をベースに、ヘッドライトカウルやフォークカバー、フォークブーツやダイヤモンドステッチ風ワディングシートなどを装備することで、より個性を演出した仕様。

被視認性を高めるLED灯火器類など、レブル250の充実した装備はそのままに、より質感などをアップさせた上級グレードです。

●車体カラーはシリーズ全5色で展開

新型では、まず、エンジンを最新の令和2年排出ガス規制に適合させています。ちなみに、最高出力は26ps/9500rpm、最大トルクは2.2kgf-m/6500rpmを発揮。WMTCモード値33.7km/Lという優れた燃費性能も実現しています。

ホンダのレブル250に2023年モデル
レブル250Sエディションのチタニウムメタリック

また、車体カラーのバリエーションも一新。レブル250には、都会的な印象の「パールスモーキーグレー」、重厚感のある「マットガンパウダーブラックメタリック」、精悍な印象の「パールメタロイドホワイト」の3色を採用します。

一方、レブル250Sエディションには、上質感のある「チタニウムメタリック」と、高級感のある「キャンディーディーゼルレッド」という2色を採用。シリーズ合計で全5色のカラーバリエーションで展開します。

価格(税込)は、レブル250が61万500円、レブル250Sエディションが64万9000円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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