■車内Wi-Fi化でオンラインによる多彩なコンテンツや地図更新が利用できる
2022年冬モデルとなるカロッツェリア「サイバーナビ」が発表されました。
昨年の2021年冬モデルでは、ドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。付属、もしくは別売のネットワークスティックを接続することで、車内Wi-Fi化を実現し、スマホやタブレットなどで多彩なコンテンツが楽しめました。
さらに、動画再生で圧倒的な人気を誇るYouTubeを直接再生できる「ストリーミングビデオ」、家庭用ブルーレイレコーダーの映像や録画コンテンツを遠隔再生できる「レコーダーアクセス」など、ネットワークを活用した機能により、まるで家の中にいるように映像作品なども楽しめました。
オンライン化を推進している「サイバーナビ」は、2022年冬モデルでも車内Wi-Fiスポットの構築が可能。走行中でも駐車中でも常時接続に対応する「アクセスポイントモード」が用意され、休憩時間でもYouTubeやAmazon prime videoなどの動画が楽しめます。
さらに、スマホ連携なしで、サイバーナビ本体のみでYouTubeの動画視聴が可能な「ストリーミングビデオ」機能も搭載。大画面でのタッチ操作によりストレスなく楽しめます。
また、休憩時などちょっとした隙間時間、あるいは車中泊などを楽しむ際に、ドラマなどのTV番組が楽しめる「レコーダーアクセス」機能も引き続き用意されています。
また、地図更新もオンライン化され、利便性が向上。ワンタッチでバージョンアップがされるため、常に最新の地図や情報を享受できます。この地図更新は、バージョンアップ最大3年分(最大年6回配信/2025年10月31日まで)のほか、期間限定(発売から2024年4月30日まで)で1年分プレゼント(最大年6回配信)もあり、トータルで最大4年分の地図更新を利用できます。
なお、こうしたナビのオンライン化には、ネットワーク同梱モデルまたは、別売のネットワークスティックが引き続き必要になります。
そのほか、2022年冬モデルでは、大画面・高画質を誇るフリップダウンモニターをラインナップ。入力2系統/出力1系統のHDMI入出力端子を備え、HDMI入力が2系統搭載されたことでカーナビと連動した映像に加えて、Amazon Fire TV Stickやスマホなど手元のデバイスからの入力も可能になり、より幅広い映像コンテンツなどを楽しめます。
なお、画期的なナビ、ドライブレコーダーのオールインワンタイプである「NP1」も年間4度のアップデートにより、新機能が追加されます。
5月の第1段では、「Alexa(アレクサ)」が利用できるようになりました。音声操作やエンタメ、スケジュールの確認までできるようになっています。
9月の第2弾では、「コエステーション」との連携に対応し、人気声優の「悠木碧」さんの声が搭載され、案内音声が選択できるようになりました。
冬予定のアップデートでは、外出中に、おすすめ情報を入手できたり、クルマから離れていてもその様子が確認できるようになったりします。さらに、春にもアップデートが行われる見込みです。
●市場想定価格(税込)
「サイバーナビ」
9V型LSメインユニット「AVIC-CQ912II-DC」:23万5000円
8V型LSメインユニット「AVIC-CL912II-DC」:21万5000円
7V型200mmワイドメインユニット「AVIC-CW912II-DC」:19万5000円
7V型2D 180mmメインユニット「AVIC-CZ912II-DC」:19万5000円
9V型LSメインユニット「AVIC-CQ912II」:21万5000円
8V型LSメインユニット「AVIC-CL912II」:19万5000円
7V型200mmワイドメインユニット「AVIC-CW912II」:17万5000円
7V型2D 180mmメインユニット「AVIC-CZ912II」:17万5000円
「フリップダウンモニター」
10.1V型ワイドSVGAフリップダウンモニター「TVM-FW1060-B」(ルームランプ/ブラックモデル):7万円
10.1V型ワイドSVGAフリップダウンモニター「TVM-FW1050-B」(ブラックモデル):5万円
10.1V型ワイドSVGAフリップダウンモニター「TVM-FW1050-S」(シルバーモデル):5万円
(塚田 勝弘)