■N-WGNに大人のシックなムードが漂う特別仕様車「STYLE+ BITTER」を設定
ホンダは、軽ハイトワゴンのN-WGNをマイナーチェンジし、2022年9月23日から発売しました。同時に、Nシリーズ誕生10周年を機に誕生した新ブランド「N STYLE+(エヌ スタイルプラス)」から特別仕様車「STYLE+ BITTER(スタイルプラス ビター)」が登場しています。
今回のマイナーチェンジでは、先進安全装備のアップデートが図られています。「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」の新機能「急アクセル抑制機能」が、ホンダ車として初めて採用されました。
万が一、アクセルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制し、警告音とディスプレイ表示でドライバーに注意喚起することで、安全性を高め、安心して運転できる装備。
具体的には、ペダルの踏み間違いや踏み過ぎを検知した際に、急加速を抑制し、音とディスプレイ表示で警告。前後方の障害物を検知し、急発進の抑制を行う「誤発進抑制機能」「後方誤発進抑制機能」に加えて、障害物がない場合でも加速抑制が可能になり、ペダル踏み間違いによる事故のさらなる抑止、被害軽減が期待できます。
なお、同機能は工場出荷時は機能オフになっています。オンにするには別途、販売会社の専用機器によるセッティング作業が必要。別途セットアップ費用が必要になります(ディーラーオプション/Hondaスマートキー1本設定ごとに税込5,500円)。
なお、ホンダでは急アクセル抑制機能について、N-WGNを皮切りに順次導入するとしています。こちらは、プラスサポート用スマートキーを使うトヨタの「プラスサポート」に似た機能といえそうです。
また、今回のマイナーチェンジによりエクステリアデザインは、N-WGNカスタムがよりスポーティになり、存在感が高まりました。そのほか、親しみやすいデザインが好評のN-WGNにも新色の「フィヨルドミスト・パール」「プレミアムサンライトホワイト・パール」が追加されています。
N-WGNに同時設定された「N STYLE+」シリーズ第3弾の特別仕様車「STYLE+ BITTER」は、シンプルで親しみやすい同モデルのデザインはそのままに、シックで落ち着いた大人の雰囲気をまとっています。
外観には、クロームメッキ加飾が施されたドアハンドルやリヤライセンスガーニッシュ、「グレーメタリック&ブラック」の専用カラーで仕立てられたホイールキャップなどを用意。これにより、上質さを失うことなく、存在感が高まっています。
一方の内装には、チャコールを基調に、柔らかく、クオリティの高いレザー調プライムスムースとトリコット生地のコンビシートを用意。上質なキャビンが乗員を迎えてくれます。
N-WGNは、ハイトワゴンならではのキャビンやラゲッジの広さに加え、ステアリングにチルト&テレスコピック機構を標準装備し、安全運転に欠かせない適切なドライビングポジションも取れるのが美点となっています。
●価格帯
「N-WGN」:129万8000円〜170万2800円
「N-WGN L 特別仕様車 STYLE+ BITTER」:154万9900円〜168万3000円
「N-WGNカスタム」:164万8900円〜188万2100円
(塚田 勝弘)