■3ドアの90、5ドアの110。両方に設定
現行のトヨタ・ランドクルーザー(300系)は、現在、注文受付が停止されています。ランクルに限らず、メルセデス・ベンツGクラスも在庫が少なく購入できない可能性があるなど、本格オフローダーの人気ぶりがうかがえます。現行ディフェンダーも日本に上陸して以来、絶大な支持を集めています。
ディフェンダーも半導体不足などの影響を受けていて、生産制限や供給制限もあり、標準装備などの内容やオプションによっては、オーダー受付不可という説明がホームページで掲載されています。
そんな中、納期待ちの長さは別にしても、台数が決まっている限定車であればオーダーができます。
2022年9月15日(木)、225台限定の「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」が発表されました。同日から2022年10月16日(日)までの約1ヵ月の期間限定受注モデルでもあります。
車名からも分かるように、ランドローバー75周年を記念した特別仕様車。ベース車は、上位グレードの「HSE」で、パワートレインは、「110」にマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)が搭載された3.0L 直列6気筒INGENIUM(インジニウム)ディーゼルエンジンを、「90」には2.0Lの直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンが積まれています。
「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」のボディタイプは、3ドアの「90(ナインティ)」、5ドアの「110(ワンテン)」から選択可能で、内・外装に「グラスミアグリーン」が採用され、専用の75周年グラフィックが配置されています。
最大の特徴は「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」専用ボディカラーである「グラスミアグリーン」で、20インチのアルミホイールとホイールセンターキャップも同色でペイントされています。そして、ランドローバーの75周年グラフィック、セレスシルバーのバンパー、プライバシーガラスなども用意。
インテリアにも「グラスミアグリーン」の「パウダーコートブラッシュドフィニッシュ」の「クロスカービーム」「レーザーエッチングディテール」が施されたエンドキャップを装備。
「エボニーレジストシート」、センターコンソール横の「ホッケースティック」は、「DEFENDER」で最も頑丈なファブリックである「ロバステック」が使われています。
そのほか、「3Dサラウンドカメラ」「コンフィギュラブルテレインレスポンス」「MERIDIAN(メリディアン)サウンドシステム」「マトリックスLEDヘッドライト」、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなどの安全、先進装備の充実ぶりが目を惹きます。
快適装備も充実していて、格納式の「ファブリックルーフ」、14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー付き)、ステアリングホイール (ヒーター付)、3ゾーンクライメートコントロールの装備により、季節を問わず快適なドライブが楽しめるはず。ディフェンダーの購入を現在検討しているのなら見逃せない限定車(特別仕様車)となっています。
「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」の発売を記念して、新しいランドローバーライフスタイルグッズも発表されました。
グッズも「グラスミアグリーン」をテーマとしていて、2本のストラップが特徴的なミニマルなウォッチ、機能的なバックパック、75周年グラフィックやディテールを配したウェア類など、幅広いラインナップになっています。
●「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」価格
「DEFENDER 90」:1101万3000円(限定75台)
「DEFENDER 110」:1242万3000円(限定150台)
(塚田 勝弘)