■輸入SUVトップのWLTCモード燃費22.8km/Lを達成
2022年8月25日(木)、ルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」に、フルハイブリッドの「E-TECH HYBRID」が加わりました。輸入車唯一のフルハイブリッドとなるこの「E-TECH HYBRID」は、クロスオーバーSUVのアルカナ、Bセグメントハッチバックのルーテシアに続く第3弾になります。
試乗記は別の記事でご紹介し、今回は概要をお届けします。
駆動を担うメインモーター、HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)という2モーターを搭載し、1.6L 4気筒エンジンとをつなぐ電子制御式ドッグクラッチという組み合わせは、アルカナ、ルーテシアと同じ。
メインモーターは、36kW(49PS)/205Nm、HSGは15kW(20PS)/50Nmというスペックで、1.6Lエンジンは、69kW(94PS)/148Nmというアウトプット。
気になるWLTCモード燃費は輸入SUVトップの22.8km/Lを達成しています。100%モーター駆動で発進し、後退時にモーターを使うのもアルカナ、ルーテシアと同じで、高い静粛性、スムーズな変速フィールを享受できます。
街中であればその多くをモーター駆動でまかなうほか、頻繁にエンジン始動とモーター駆動が切り替わり、状況によってはハイブリッド走行や100km/h走行時でもモーター駆動のみとなる場合もあります。
なお、キャプチャーのE-TECH HYBRIDには「リヤクロストラフィックアラート」「10.2インチフルデジタルインストゥルメントパネル」が備わり、リヤゲートやシフトベースに「E-TECH」ロゴが配されます。また、オプションで運転席電動調整機能付レザーシートの「レザーパック」も設定。
ボディカラーは、専用色の「ノワール エトワール・メタリック」など全5色展開となっています。
●価格
「ルノー キャプチャー E-TECH HYBRID」:374万円
「ルノー キャプチャー E-TECH HYBRID レザーパック」:389万円
(文:塚田 勝弘/写真:小林和久)