ついに登場した「ヤリス クロス GR SPORT」は車高を10mmダウン。ハイブリッド車は専用パワートレーン制御を採用

■ボディ剛性の向上や専用サスペンション、専用スポーティシートを用意

登場以来、ヤリス・シリーズの中でも販売面で牽引しているコンパクトSUVのヤリス クロスに「GR SPORT」が設定されました。大人気のコンパクトSUVに加わる「ヤリス クロス GR SPORT」は、2022年8月8日(月)に発売されます。

ヤリス クロス GR SPORT
ヤリス クロス GR SPORTのエクステリア

「GR」シリーズは、最もハードな「GR」が頂点に君臨していて、現在はGRスープラ、GRヤリス、GR86、GRカローラという4モデルがあります。

今回、ヤリス クロスに設定された「GR SPORT」は、「GR」ほどの超本格派ではないものの、GRの世界観を十分に堪能できる、内外装や走りを備えています。

ヤリス クロス GR SPORT
ヤリス クロス GR SPORTの走行イメージ

ヤリス クロス GR SPORTは、ハイラックス GR SPORT、ランドクルーザー GR SPORT、コペン GR SPORT、C-HR GR SPORT、プリウスPHV GR SPORTに続いて設定されました(現行国内販売モデル、2022年7月19日時点)。

ヤリス クロス GR SPORTは、ボディ剛性の強化や足まわりのチューニングだけでなく、ハイブリッド車にはパワートレーンの改良も盛り込まれていて、走りをブラッシュアップ。

ヤリス クロス GR SPORT
ヤリス クロス GR SPORTのエクステリア

WRCで勝つために開発されたGRヤリスの開発ドライバーも携わり、細部の部品にまで改良が施され、操縦安定性、応答性を向上させるなどの、「GR」がもつ走りの味わいを「GR SPORT」でも継承することを掲げています。

パワートレーンにも手が入れられたハイブリッド車は、モーターの過渡特性が最適化され、加速、減速時のアクセルの応答性が向上。また、モーター駆動のレスポンスも高められ、ドライブシャフトのねじり剛性を向上させ、スポーティな走りに磨きをかけたとしています。

ヤリス クロス GR SPORT
ヤリス クロス GR SPORTの専用フロントマスク

同じように、走りを大きく左右するボディ剛性の向上では、ベース車の高いボディ剛性をより高めるため、フロア下とロアバックにブレースが追加されたことで、操縦安定性の向上、フラットな乗り心地に寄与。

さらに、専用サスペンション&電動パワーステアリング制御も採用されています。ハンドリングなどの運動性能の向上を実現するため、車高が10mm低くなり、スポーツタイヤ「FALKEN FK510 SUV」が装着されています。

同時に、ブッシュやコイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングがスポーティな味付けにチューニングされ、軽快な走りと一体感のある操縦安定性を実現したとしています。

ヤリス クロス GR SPORT
専用リヤバンパーロアカバー

外観もひと目で「GR SPORT」と分かるディテールが与えられています。フロントフォグベゼル、リヤディフューザーが専用デザインになり、ベース車から踏襲されたワイド&ローなスタンスに進化。ラジエターグリル(アッパー・ロア)、リヤバンパーロアカバーは、GRの「G」がモチーフのスポーティなメッシュタイプに変更されています。

ヤリス クロス GR SPORT
215/50R18タイヤ(FALKEN FK510 SUV)&専用18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)

足まわりには、専用18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)が備わり、テールゲートやブレーキキャリパーなどの随所に「GR SPORT」専用エンブレムも用意されています。

インテリアのトピックスは、専用スポーティシートの採用。身体をしっかりとホールドするというスポーティシートに加えて、エアヌバック+合成皮革の専用シート表皮も用意されています。インテリアの加飾が、グロスを抑えたダークメタリック塗装にコーディネイトされ、スポーティかつ運転により集中できるムードが醸し出されています。

ヤリス クロス GR SPORT
ヤリス クロス GR SPORT(内装色 : ブラック)オプション装着車

スポーティなコンパクトSUVとして貴重な存在になりそうな「ヤリス クロス GR SPORT」は、ヤリス クロスのスポーティイメージの向上、販売台数のアップにも寄与しそうです。

ヤリス クロス GR SPORT
専用スポーティシート&シート表皮を採用

●ボディサイズ
全長4185×全幅1765×全高1580mm

●価格
ハイブリッド車:275万円
ガソリン車:236万7000円

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。