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■人気5モデルに自由なスピリットを具現する新色
イタリアのスクーター・ブランド「ベスパ」を扱うピアッジオグループジャパンは、小粋なスタイルの「プリマベーラ」シリーズや、スポーティな「スプリント」シリーズの人気5モデルに、新たなカラーコレクションを追加導入することを発表。
いずれも、ベスパの特徴ともいえるスチール製ボディにカラフルな印象を与え、よりスタイリッシュかつエキサイティングに演出する色調が注目。全国のベスパ正規販売店にて、2022年6月24日(金)より発売されます。
●プリマベーラ125/150
1968年の発表以来、50年以上に渡る人気を持つベスパのロングセラーモデルが「プリマベーラ」。
フロントシールドなどにクラッシックなベスパらしいデザイン要素を取り入れつつ、ボディラインに反射する光までも計算することで、現代的な雰囲気もまとわせたモデルです。
ラインアップには、軽快な走りが魅力の原付二種125㏄バージョンと、高速道路も走行可能な軽二輪の150㏄バージョン(いずれも空冷3バルブ単気筒エンジン搭載)を用意。
また、LED製のフロント&リヤライト、盗難防止装置(イモビライザー)、ABS付きフロントディスクブレーキなど、安全装備も充実。さらに、スマートフォンなどの充電が可能なUSB充電ポートも備えることで、高い実用性も誇ります。
その2022年新色には、爽やかで活気に満ちたカラー「リラックスグリーン」が、ユーザーからの熱い要望で復活。淡く鮮やかなグリーンの色調は、イタリアではポピュラーなドリンクであるミントラテのようなフレッシュでシックな印象を演出。エレガントさと陽気なスピリットを象徴しています。
ボディカラーには、ほかにも「サンセットオレンジ」「マテリアグレー」「イノチェンツァホワイト」も継続設定。全4色で展開されます。
価格(税込み)は125ccが48万4000円、150ccが51万1500円です。
●プリマベーラS150
プリマベーラ150をベースに、よりスポーティさを演出する装備を施したモデルが「プリマベーラS150」です。
スタンダード仕様との違いは、ブルーのフェンダーオーナメント、リム部をシルバー加工したツートンの12インチホイール、サイドラインステッカー、フットボードラバーなど、細部に渡り専用のパーツやギミックが採用されています。
その2022年新色には、時代を超えたシンプルさとエレガンスを備える3タイプのカラーが用意されました。
まず、「アヴォルジェンテ ベージュ」は、職人が丹念に手作りした革製品や陶器をイメージさせる色調。プリマベーラS150に、よりシックでラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。
「エストロベルソ ブルー」は、ベスパのクラシックカラーを再解釈することで、象徴的かつトレンディな要素を融合させた色調を採用。「モダン」と「モード」の両方のイメージを求めるユーザーに最適なカラーとなっています。
ほかにも、クリーンで洗練されたイメージの「イノチェンツァホワイト」も用意し、全3色で展開されます。
価格(税込み)は52万8000円です。
●スプリント150
1963年発売のヒット作「GL」に採用されて以来、ベスパの伝統ともいえる角型ヘッドライトが特徴的なモデルが「スプリント150」です。
電子制御式インジェクション採用の空冷3バルブ単気筒4ストローク155ccのi-Getエンジンを搭載。スポーティなデザインが一際目を引くアルミニウム合金製12インチホイール、最新の高輝度LEDを採用した前後ライト、USB電源ポートなど充実した装備も魅力です。
その2022年新色には、プリマベーラと同じく、クラシカルさとモダンな雰囲気を融合させた「エストロベルソ ブルー」を採用。
従来色の「イノチェンツァホワイト」と「レッドパッシオーネ」と合わせ全3色で展開します。
価格(税込み)は51万1500円です。
●スプリントS150
スプリント150をベースに、よりスポーティな雰囲気を醸し出した上級仕様が「スプリントS150」です。
その2022年新色には、鮮やかな「テナーチェ グリーン」を採用。世界で3番目に大きい島、ボルネオ島の熱帯雨林にインスパイアされたという深い緑色は、スプリントS150の美しいボディラインをさらに繊細かつ鮮やかに引き出す効果を生みます。
また、Sバージョンの特徴であるレッドのエレメントはそのまま残すことで、よりスポーティなタッチも演出しています。
ボディカラーには、ほかにも、継続色の「アウダーチェブルー」も用意し、全2色で展開。
価格(税込み)は52万8000円です。
(文:平塚 直樹)