スズキ・アルト・ラパンが一部改良、新バリエーションでレトロ感ある顔つきの「アルト・ラパン LC」を追加

■夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を全車に標準化

2022年6月17日、スズキは愛らしいスタイリングが魅力のアルト・ラパンを一部改良しました。同時に、新しい顔つきが印象的な新バリエーションの「アルト・ラパン LC」が追加されています。

今回の一部改良では、夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を全車に標準化することで、安全性の向上が図られています。

スズキ アルトラパン
一部改良を受けたスズキ「アルト・ラパン」

また、USB電源ソケットのType-A/Type-Cが全車に標準装備されたほか、「X」にメッキフロントグリルや「ナノイー X」搭載フルオートエアコン、360°プレミアムUV&IRカットガラスを追加。「L」「X」には、LEDヘッドランプが備わるなど、装備が強化されています。

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アルト・ラパン LCのリヤビュー

「L」「X」に7インチの「バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ」がオプション設定され、バックアイカメラ映像の表示や様々な車両情報の確認が可能になっています。

ボディカラーも新色の「トラッドカーキメタリック」と「テラコッタピンクメタリック」が設定されたほか、2トーンルーフ仕様車(ソフトベージュ2トーンルーフ仕様車は「X」に設定)のルーフ色に、「ソフトベージュ」が採用されています。

インテリアカラーでは、「X」のシート表皮に「ライトブラウン」と「ライトグリーン」を用意。

スズキ アルトラパン
アルト・ラパンのインテリア

新バリエーションの「アルト・ラパン LC」は、「アルト・ラパン L」「アルト・ラパン X」がベース。

エクステリアに専用となるメッキフロントグリルガーニッシュやメッキヘッドランプガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュ(LCエンブレム付)などが配されていて、レトロ感のある雰囲気を漂わせています。

「LC」のインテリアは、ブラウン基調のレザー調&ファブリックシート表皮や専用色の本革巻ステアリングホイールなどが備わり、落ち着きのある仕立てになっています。

スズキ アルトラパン
ディスプレイオーディオをオプション設定

2トーンルーフ仕様(2トーンルーフ仕様車は「LC X」に設定)のルーフ色に「ソフトベージュ」に加えて、専用の「アーバンブラウン」も採用されています。

新バリエーションとして、レトロ感のある「LC」が加わったことで、より幅広い層にアピール。さらに、一部改良により安全装備や快適装備が充実したことで、商品力の向上が図られています。

●価格帯
「アルト・ラパン」:125万1800円〜159万7200円
「アルト・ラパン LC」:140万9100円〜164万6700円

●メーカーオプション価格
「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」:5万2800円
「バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ装着車」:5万2800円
「ピュアホワイトパール塗装車」:2万2000円
「2トーンルーフ仕様車」:4万4000円

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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