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■全身ホワイトに同色系の炎グラフィック採用
イタリアのスクーターブランド「ベスパ」を扱うピアッジオグループジャパンは、カナダの世界的ポップミュージシャン「ジャスティン・ビーバー」とコラボした限定モデルを発表。
155cc単気筒エンジンを搭載する「スプリント150」をベースに、純白のボディに同色系のフレイムス(炎)・グラフィックなどをあしらった「Justin Bieber × Vespa 150(ジャスティン・ビーバー×ベスパ150)」を2022年6月7日より発売し、7月頃に順次出荷開始するそうです
●155ccのスプリント150がベース
今回の限定モデルは、元々ベスパが好きなジャスティン・ビーバーが自らデザインを手掛けた仕様です。
ベースモデルには、最新の環境規制に適合する155ccエンジンを搭載する「スプリント150」を選択。ウィンドプロテクション性能にも優れるスチール製モノコックボディや、1963年発売のVespa GLに初めて装備されたベスパ伝統の角型ヘッドライトなどを採用したスマートなスクーターです。
また、スマートフォンと同期する最新のフルカラー多機能TFTディスプレイをハンドルバーに装備するなど、高い実用性も実現。スタイルとテクノロジーを融合させた12インチのキャストホイールは、車体の足元をよりスタイリッシュに演出すると共に、軽快な走りにも貢献します。
●ジャスティン・ビーバーが「自分流」を表現した仕様
そうしたスプリント150のフォルムを、より際立たせる印象的なギミックを施したのが今回の限定モデルです。
主な特徴は、シートからグリップ、ホイールのスポークに至るまで、すべてのエレメントをジャスティン・ビーバー自らがチョイスしたホワイトカラーで統一していること。
また、「Vespa」のブランドロゴや車体に描かれたフレイムス(炎)も同系色のホワイトで揃えることで、シンプルながら活気や活力を体現するデザインとなっています。
ちなみに、今回のコラボについて、ジャスティン・ビーバーは、「僕はベスパが大好きで、このようなクラシックなブランドとコラボできることはとてもクールだね。
アートやミュージック、ビジュアル、美学を通して自分自身を表現すること、無から有を生み出すこと、それは僕の一部なんだ。
クリエイションやデザインの最終的なゴールは、常に物事を自分流に表現することさ」とコメントしています。
なお、価格(税込み)は68万2000円です。
(文:平塚直樹)