日産リーフが価格改定。補助金込みの価格を約293万円〜に値下げ

■フロントグリルにイルミネーション付ブランドエンブレムが施されるなどリフレッシュ

日産アリアやトヨタbZ4X/レクサスRZ、SUBARUソルテラなど、SUVタイプの新型バッテリーEVが続々と発表されています。

トヨタbZ4X/レクサスRZSUBARUソルテラは3兄弟モデルといえますが、いずれも全幅が1850mmを超え、ミドルサイズSUVといえる大きさ。価格も500万円台中盤近くから600万円以上で(レクサスRZの価格などは現時点で未公表)、駐車や取り回しのしやすさ、価格の面からもある程度ユーザーは絞られてきそうです。

日産リーフ
一部改良を受けた日産リーフ

そんな中、Cセグメントハッチバックで、全幅が1790mmに収まる日産リーフは、駐車場所などに制約があるケースでも扱いやすい利点があります。日産は2022年4月21日、リーフを一部改良し、今夏に発売します。

日産リーフ
一部改良を受けた日産リーフのエクステリア

今回の一部改良では、新たにイルミネーション付ブランドエンブレムが採用されています。

フロントグリルは、シームレスでシンプルな形状の中に、日本の伝統的な木組みパターンのような作りこみが施されています。

日産リーフ
新デザインのアルミホイールを採用

足元のアルミホイールのデザインも一新されています。

ボディカラーは、より白さが追求された「ピュアホワイトパール」、漆黒感とパールの煌めきが表現されたという「ミッドナイトブラック」が新たに設定されています。

「オペラモーブ/スーパーブラック」の2トーンを加えて、全15色というかなり豊富なカラーラインナップになっています。

日産リーフ
インテリジェントルームミラーの解像度が高まり、視認性が向上した

機能面、安全面では、インテリジェントルームミラーの解像度が上げられたことで視認性が向上され、より安心で快適な走りに寄与します。

日産リーフ NISMOは、専用フロントバンパーやサイドシルプロテクター、リヤバンパー、18インチアルミホイールが新世代のNISMOデザインのカラーに変更されています。

今回の一部改良により価格も見直されています。CEV補助金を使うと実質購入価格は、約293万円(消費税込み)〜となる予定で、一段と手が届きやすい価格設定になっています。今回の一部改良で、アーバンクロムとバッテリーサイズ40kWhのSグレードが廃止されています。

日産リーフ
日産リーフAUTECHも一部改良を受けている

さらに、日産モータースポーツ&カスタマイズも同日、カスタムカーの日産リーフAUTECHの一部改良を実施しています。

今回の一部改良では、インテリアデザインが一新されています。上質な素材や、AUTECHブランドを象徴するブルーステッチによる高級感のある仕立てはそのままに、全体をブラックでコーディネイト。エアコン吹き出し口にシルバーフィニッシャーが配置され、大人に似合いそうなエレガントなムードが強調されています。

日産リーフ
日産リーフAUTECHのインテリアを刷新

ベース車と同様、インテリジェントルームミラーの解像度が高まり、視認性の向上が図られています。スポーティなエクステリア、上質なインテリアを重視するなら「AUTECH」仕様がオススメです。

●日産リーフ価格
・「X」:370万9200円
・「X XV セレクション」:394万6800円
・「G」:407万6600円
・「e+ X」:422万5100円
・「e+ G」:480万5900円
・「NISMO」:418万2200円

●日産リーフAUTECH価格
・「AUTECH」:406万1200円
・「e+ AUTECH」:457万7100円

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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