新型2シリーズクーペの「Mパフォーマンスモデル」は、3.0L直列6気筒エンジンを搭載、387PS/500Nmを発揮!

■4WDの「xDrive」でトラクションやハンドリングを強化

2022年2月25日にフルモデルチェンジを受け、2代目にスイッチしたBMW2シリーズクーペ。

ボディサイズはCセグメント級を超え、Dセグメントに近づいているものの、比較的コンパクトな2ドアのFRクーペとして貴重な存在です。

BMW M240i xDrive
「BMW M240i xDrive」のエクステリア

同時に設定された「Mパフォーマンスモデル」の「BMW M240i xDrive」は、BMW自慢の3.0L直列6気筒エンジンを積み、387PS/5800rpm・最大トルク500Nm/1800-5000rpmというハイパワー、強大なトルクを発揮します。

組み合わされるトランスミッションは8速AT。駆動方式は、この分厚いトルクを確実に路面に伝える4WDの「xDrive」になります。

BMW M240i xDrive
「BMW M240i xDrive」のリヤビュー

エクステリアは、ベース車の新型2シリーズクーペと同様に、アスリートのような逞しさが表現されています。

BMW M240i xDrive
「BMW M240i xDrive」のインパネ

さらに「Mパフォーマンスモデル」にふさわしいダイナミックな印象を付加。

具体的には「セリウムグレー」のサイドミラーやリヤスポイラーが備わり、空力性能の向上に加えて、より精悍さを増しています。

走りは、約「50:50」の理想的な前後重量配分をはじめ、先述したように、路面に最適なトルクを4輪すべてが伝えられる4輪駆動システムの「xDrive」とすることで、スポーティで俊敏なハンドリングに磨きが掛けられているそうです。

BMW M240i xDrive
フォールド性の高そうなスポーツシート

さらに、ベース車と同様、アルミをボンネットやエンジンキャリアなどに使った軽量化をはじめ、サスペンション取り付け部やアンダーフレームの強化などによる高剛性ボディを採用。ロール剛性の強化や切れ味鋭いスポーティなハンドリングを実現。

もちろん、衝突安全性能の向上にも寄与しています。先進安全装備も衝突被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ペダル踏み間違い防止装置、レーンキープアシストなどを標準装備。

「パーキングアシスタント」には、狭い道でのすれ違い時に直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる「リバースアシスト」機能も備わります。

BMW M240i xDrive
迫力あるフロントマスク

そのほか、テレマティクスサービスの「BMWコネクテッドドライブ」AIを使った対話型インフォテインメントシステムの「BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)」、話しかけるだけで天気予報やニュース、音楽ストリーミングの再生などが可能な「Amazon Alexa」にも対応。

スポーティな走りと最先端の装備、機能を享受できます。

●ボディサイズ
全長4560×全幅1825×全高1405mm、ホイールベース2740mm

●価格
「BMW M240i xDrive」:758万円

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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