大きな家庭菜園にも対応するホンダの小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700」が新登場

■ニーズに応じて2タイプを設定

2021年2月1日、ホンダは、家庭菜園などに向く小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700」を発売しました。196ccのパワフルなエンジンを搭載。牽引力が大きな直径400mmの大径タイヤを装着し、確実で力強い作業を実現する新型リヤロータリー式小型耕うん機です。

ホンダ ラッキーマルチFU700
小型耕うん機「ラッキーマルチFU700(JRタイプ )」

リヤロータリー式は、耕うん用作業部(ロータリー)を機体の後方に配置しているのが特徴です。

ラッキーマルチ FU700は比較的広い家庭菜園でも優れた耕うん性能を発揮するそう。使い勝手にも優れ、作業やユーザーの体格に応じて4段階のハンドル高調整が可能です。

デフロックの設定、解除をハンドル右側のレバーで可能とするなど、優れた使い勝手を実現しています。

ホンダ ラッキーマルチFU700
小型耕うん機「ラッキーマルチFU700(JRMタイプ)」

このデフロックは、左右の車輪の回転数を同じにして耕うん時における車輪の空転を防ぐ機能です。

ほかにも、作業中にクラッチレバーを離すことで、ロータリーを停止させる「デッドマンクラッチ機構」が備わり、作業時の安全面に考慮した設計になっています。

ラッキーマルチFU700には 「JRタイプ」と「JRMタイプ」の2タイプを設定。

ホンダ ラッキーマルチ FU700
リヤシールドを利用した簡易畝立て作業の様子

両タイプともに機体後方の移動用車輪(尾輪)とリヤシールドを用いることで、アタッチメントを装着せずに、簡易的な畝立てや整地が可能。

さらに、JRタイプでは、耕うん速度の選択を設定できます。作業や体格に応じた適切な姿勢での作業ができます。

JRMタイプでは、爪の配列を変更することで、土揚げや中耕、培土などの多様な管理作業への対応が可能。作業ニーズに応じてチョイスできます。

●サイズ:全長1441×全幅610×全高1190mm

●価格
「FU700(JR)」:24万3100円
「FU700(JRM)」:26万4000円

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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