ノンアルコール飲料はどんなに飲んでも飲酒運転にならないの?【クルマ豆知識・2022年版】

■微量のアルコールを含むものに注意!

ノンアルビールなら酒気帯び運転にならない?
どんなノンアルコールビールでも、運転して大丈夫でしょうか?

運転をしなければならないけど、ビールを飲んだ気分を味わいたい! そんな欲求を叶えてくれるのが、ノンアルコールビールです。果たして、このノンアルコールビールはいくら飲んでも本当に飲酒運転にならないのでしょうか。

ノンアルコールビールはビールテイスト飲料といわれているもので、アルコール度数が1%未満で酒税法上「酒類」に属さないビール風味の飲み物です。現在、国内外各メーカーからは、このノンアルコールビールをはじめ酎ハイ風味やハイボール風味など、さまざまなノンアルコール飲料が発売されています。

ノンアルビールなら酒気帯び運転にならない?
ノンアル飲料にはアルコール0%のものと0.9%程度までアルコールを含むものがあります

しかし、このノンアルコール飲料ですが、完全なアルコール0%のものから0.1〜0.9%の微量のアルコールを含んでいるものまで、さまざまな商品があるのが現状です。

アルコール0%のものであれば、飲んでもアルコールは検出されませんが、微量のアルコールを含んでいる商品を短時間に大量に摂取すると、体内のアルコール濃度が上昇する可能性があります。そのような状態でクルマを運転すると、酒気帯び運転、酒酔い運転にあたる場合があります。

道路交通法によると、呼気中のアルコール濃度が0.15mg以上検出された場合には「酒気帯び運転」、そして検出した数値に関わらずアルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態にある場合は「酒酔い運転」になると規定とされます。

ノンアルビールなら酒気帯び運転にならない?
クルマを運転するときはアルコール0%のノンアル飲料を選びましょう

結論として、検出されたアルコール濃度が低くても,飲酒運転と判断されてしまうケースもありうるのです。

呼気中にどの程度アルコールが検出されるか、アルコールが運転にどのように影響するかは、摂取したアルコールの度数及び量のみならず1人1人の体質やその日の体調等によって大きく変わります。ですので、ノンアルコール飲料といえど、油断はできません。

どうしても、ノンアルコール飲料で喉を潤したいときは必ず「アルコール0%」の商品を探してください。

(萩原文博)

※この記事は2022年1月18日に再編集しました。

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この記事の著者

萩原 文博

萩原 文博 近影
クルマ好きの家庭教師の影響で、中学生の時にクルマ好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、クルマの魅力だけでなく、クルマに関する情報を伝えられるように日々活動しています!