米国で禁酒法成立/ミシュランの創始者アンドレ・ミシュラン生まれる/11代目日産スカイライン・クーペがデビュー!【今日は何の日?1月16日】

■米国でお酒を造ることを禁じた禁酒法が制定

1月16日は「禁酒の日」です。1920年に米国で「禁酒法」が制定されたことに由来します。お酒を「飲むこと」ではなく、「造ること」を禁じた法律でしたが、密造酒造りが横行したため、1933年には廃止されました。現代社会でお酒をいっさい禁じたら、世の中のうっぷんも溜まりそうですね。

さて、1月16日に生まれたのは、芸人のダンディ坂野、女優の池上季実子、サッカー選手の南野拓実、政治家の井上馨、実業家のアンドレ・ミシュランなどです。本日紹介するのは、ミシュランの創始者アンドレ・ミシュランです。

●タイヤシェアで世界トップを争うミシュランの創業者アンドレ・ミシュランが誕生

クレルモン=フェランのミシュラン本社(C)Creative Commons
クレルモン=フェランのミシュラン本社(C)Creative Commons

アンドレ・ミシュランは、1853年1月16日フランスのオーベルニュ地方で生まれました。弟のエドアールとともに1888年にミシュラン・タイヤを設立し、脱着可能な自動車用タイヤを発明します。1895年に自ら製作した「エクレール号」に、自動車としては初めて空気入りタイヤを装着して大きな注目を集めました。これを機に空気入りタイヤが一気に普及して、国際的なタイヤメーカーへと飛躍したのでした。

またミシュランといえば、レストランガイドで有名ですよね。これは、ミシュランが1900年、自動車の普及を目指して給油や宿泊や食事の場所など、ドライブに必要な情報を掲載したガイドブックを創刊したのが始まりです。これが発展して、ミシュランがレストランの評価を星の数で表すようになったのです。なぜミシュランが、と思っていた方、納得できたでしょうか。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●11代目スカイラインをスポーティにしたスカイラインクーペがデビュー!

2003(平成15)年1月16日、日産から11代目「スカイライン」の2ドア・スポーティモデル「スカイラインクーペ」がデビューしました。

2003年にデビューしたスカイラインクーペ
2003年にデビューしたスカイラインクーペ
スカイラインクーペのLED丸形テールランプ
スカイラインクーペのLED丸形テールランプ

11代目スカイラインは、ルノーとの提携後初となるスカイラインで、2001年6月にデビューしました。そのラインナップ増強のために登場したのがスポーツクーペで、米国では前年の11月に「インフィニティG35スポーツクーペ」としてデビューしていました。

スカイラインクーペ搭載VQ35DE(3.5L V6 DOHC)エンジン
スカイラインクーペ搭載VQ35DE(3.5L V6DOHC)エンジン

スポーツクーペは、プラットフォームとエンジンを共有する2ドアクーペという点では、新型「フェアレディZ」の(2+2)バージョンともいえます。注目は、セダンと共通のL字型テールランプの中にLEDを丸形に配列して、セダンにはない伝統の丸形テールランプを復活させたことです。パワートレインは、セダンと同じ3.5L V6DOHCをチューンナップしたエンジンと、5速ATおよび6速MTの組み合わせです。

スカイラインクーペのベースとなった2001年デビューの11代目スカイラインセダン
スカイラインクーペのベースとなった2001年デビューの11代目スカイラインセダン

スカイラインクーペは、スタイルも性能も優れたクルマでしたが、市場の評価は厳しいものでした。スカイラインに対する特別な想いを持っている人が多いですからね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

この記事の著者

Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。