■「DS TECHEETAH Formula E Team」由来のスポーティなディテールも特徴
2022年1月6日、小さくても高級感と独自の仕立てが際立つコンパクトラグジュアリーSUVの「DS 3 CROSSBACK」に、「DS 3 CROSSBACK PERFORMANCE Line(DS 3 クロスバック パフォーマンスライン)」が設定され、同日発売されました。
「DS 3 クロスバック パフォーマンスライン」は、フォーミュラEで強さを発揮している「DS TECHEETAH Formula E Team」からインスパイアされたレーシーなディテール、持ち前のフレンチラグジュアリーが融合された特別仕様車。
まず注目は、エンジンスペックが引き上げられている点です。
搭載されるエンジンは、1.2Lの「PureTech(EB2型)」で、同型では最もハイスペックになっています。
最高出力155ps/5500rpm・最大トルク240Nm/1750rpmで、リッターあたり129psに達し、カタログモデルから25ps/10Nmの増強が図られています。
エンジンは、燃調マッピングの変更だけでなく、ターボやインジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどが専用設計になっていて、力強い動力性能を享受できるそう。
内外装もDS TECHEETAH Formula E Team由来のスポーティなエッセンスが盛り込まれています。
エクステリアは、フロントグリルのDSウイングのクロームとリヤランプ下端がマットブラック仕上げになり、リヤガーニッシュはグロスブラックになります。
さらに、オニキスブラックにカルマンのセンターキャップがアクセントになる18インチの”MONZA”ホイールなどを用意。異なる質感と表情を持つ黒を組み合わせ、スポーティでありながらシックな仕立てになっています。
インテリアは、ダッシュボードやドアトリムにアルカンタラが配され、レーシーな雰囲気を漂わせています。
シートは座面中央をカルマン(カーマインレッド)をアクセントカラーとした立体的なファブリックに、サイドサポート内側にもアルカンタラに配置。素材のグリップにより、身体のホールド性をさらに高めることで、スポーティな走りにも対応しています。
また、ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアトリムなどのステッチは「PERFORMANCE Line」のイメージカラーであるカルマンとゴールドでコーディネイトされています。
高速道路走行時などに車線内の左右位置を任意で設定できる「DSドライブアシスト」など、先進運転支援システムやヘッドアップディスプレイなどの装備は、DS 3 CROSSBACKに準じています。
●価格「DS 3 CROSSBACK PERFORMANCE Line」:454万6000円
(塚田勝弘)