梅本まどか選手、ついに全日本最高峰に参戦決定。マシンは4WDターボのGRヤリスRC!

■経験重視から成績重視へ。梅本まどか選手は表彰台に立てるか?

●初めての最高峰。質を求めて参戦を絞る

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2021年シーズンは同じGRヤリスながらFFでJN6への参戦だったが、2022年は4WDターボにスイッチする

clicccarでは「うめまど通信」でお馴染み、梅本まどか選手がついに全日本ラリーの最高峰に登り詰めます。

梅本選手を擁して全日本ラリーに参戦し続けているウェルパインモータースポーツは、2022年シーズンには4WDターボのGRヤリスRCを駆り、全日本ラリー選手権JN1クラスに参戦することを発表しました。

ドライバー・コドライバーは、村田康介選手・梅本まどか選手ペアで2021年シーズン同様ですが、前年は1.5L・FFのGRヤリスでJN6クラスに参戦していたことを考えると、一足飛びという表現では足りないほどのステップアップです。

さらに注目は、全戦参戦ではなく2戦(ツール・ド・九州、モントレー)に絞っていること。

これまでウェルパインモータースポーツは、梅本まどか選手を育てるという方針から、全日本だけなくTGRなど入門イベントにも積極的に参戦、経験を積むことを重視していました。

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全日本ラリーは第二戦ツール・ド・九州と第五戦モントレーへ参戦予定。WRC・ラリージャパンへもエントリー予定だ

2022年シーズンは、最高峰への参戦ということもあって、結果重視の体制へとシフト。しっかりと準備をして、考え得る最高の成績を目指すということです。

実際、JN1クラスは歴戦の名ドライバー揃いです。表彰台に上がることも難しいでしょうし、考え得る最高の成績というのは入賞というのが現実かもしれません。

それでも、まったくのモータースポーツビギナーだった梅本まどか選手が、ここまで登り詰めたというのは、驚くべきことではないでしょうか。

さっそくドライバー、コドライバーから意気込みが届いています。ぜひ応援して欲しいと思います。

●コドライバー梅本まどか選手の意気込み

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2022年は全日本ラリー最高峰JN1クラスに参戦する梅本まどか選手

2022年はトヨタ・GRヤリスRCということで、正直なところ、今は期待と緊張とがそれぞれ半分半分の気持ちです。 また、2年連続で村田選手と組ませてもらえることをとても光栄に思っています。

クラスもマシンもステップアップするので、これまでよりはるかに難しくなるのは明白です。 村田選手とペアを組んで得たことを活かしながら、みなさんに応援してよかったと思ってもらえるよう、ラリーに真摯に取り組んでいくつもりです。

そして、このプロジェクトの目標はラリージャパン完走。 2020の全日本ラリーでしっかり学び、ラリージャパンで目標を成し遂げられるよう、精一杯がんばります! 応援よろしくお願いしますねっ!

●ドライバー村田康介選手の意気込み

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ドライバーは村田康介選手、コドライバーは梅本まどか選手。チーム監督は松井悠さんが務める

2022年シーズンは昨年と同じくウェルパインモータースポーツより、4WDターボのGRヤリスで全日本ラリーに参戦させていただくことになりました。

最高峰のJN1クラスということで、今からとてもワクワクしています。 自分もこれまでダイハツ・ブーンX4や三菱・ランサーエボリューションXなど4WDマシンには数多く乗ってきました。

その経験と、成長著しい梅本選手とのコンビネーションを活かし、少しでも上位に食い込めるようベストを尽くしたいと思います。 ぜひ応援よろしくお願いします。

山本 晋也

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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