クリスマスイブ/レクサスが松山英樹とパートナー契約/軽初のクロスオーバー「スズキ・ハスラー」発表!【今日は何の日?12月24日】

■今日はクリスマスイブ!

子供達が大好きなサンタクロース
子供達が大好きなサンタクロース

12月24日は、子供たちにとって楽しみなクリスマスイブです。サンタクロースが、クリスマスプレゼントを運んでくれる大事な日ですね。サンタが、靴下の中にプレゼントを入れてくれるという習慣は何に由来しているのでしょうか。遡ること4世紀、キリスト教の聖ニコラウス司教が貧しい家族を助けるために、夜中にこっそりと家を訪ねて煙突から金貨を投げ入れ、それがたまたま暖炉のそばに干してあった靴下の中に入ったのが、起源とされています。また、クリスマスイブはクリスマスの前夜祭ではなく、クリスマスの日のイブニング(夕刻)のことです。ユダヤ歴では、日没が一日の変わり目とされているので、12月24日日没から12月25日の日没までが、クリスマスの日なのです。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●レクサスがプロゴルファーの松山選手とパートナー契約

松山選手が愛用?と言われているLX750
松山選手も愛用するといわれるLX570

2013年のこの日、トヨタはレクサスとプロゴルファーの松山選手がパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。世界のプレミアムブランドを目指すレクサスと世界に挑戦する松山選手の姿勢が共通することから実現したのです。レクサスは、松山選手の全世界でのプロモーション活動の権利を獲得するほか、国内外ツアーの移動車両の提供などを行います。いっぽう、松山選手はすべての試合でレクサスロゴをウェアやキャップにつけて参戦します。日本中を感動の渦に巻き込んだ今春のマスターズ優勝の時も、松山選手は全身レクサスのロゴだらけでしたね。

●大ヒット作のスズキ・ハスラー登場!

2013(平成25)年のこの日、スズキが東京モーターショーで新型車「ハスラー」を発表、発売は翌年の1月8日から始まりました。ハスラーは軽自動車初のクロスオーバー車として大きな注目を集め、発売前から大人気となりました。

2013年の東京モーターショーで発表されたハスラー。丸目のキュートなスタイリングが人気となったクロスオーバー
2013年の東京モーターショーで発表されたハスラー。丸目のキュートなスタイリングが人気となったクロスオーバー
オレンジで統一された曲線基調のハスラーの運転席まわり
オレンジで統一された曲線基調のハスラーの運転席まわり

ハスラーのアピールポイントは、何といってもそのユニークでキュートなデザイン。トヨタの「FJクルーザー」にも共通する、丸目のヘッドライトとキュートなボディカラー、ちょっとレトロな雰囲気が魅力でした。ベースとなったのは「ワゴンR」ですが、ワゴンRよりもルーフが長いため、ミニバンとSUVの両方の雰囲気を併せ持つ、まさしくクロスオーバーに仕上がっていました。インテリアも、ボディカラーに対応して、オレンジと白の2色が用意され、エアコンの吹き出し口やメーターなども視覚的に楽しいデザインが採用されています。

黒基調でスポーティさを強調しているハスラーのシート
黒基調でスポーティさを強調しているハスラーのシート

パワートレインは、660cc直3DOHCのNA(無過給)およびターボの2種に、CVTおよび5MTの組み合わせ。駆動方式は、FFと4WDが用意されました。また燃費低減のため、スズキがほぼ全車種に展開している減速エネルギー回生システム「エネチャージ」とアイドルストップが装備されました。

軽のクロスオーバーというジャンルを開拓したハスラーは、キュートな雰囲気と豊富なカラーバリエーションで一大ブームとなり、長い納車待ちが発生するほどの大ヒットモデルとなりました。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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