東京タワー竣工/テレホンカード式公衆電話を初設置/トヨタ・マークXが最後のラインオフ!【今日は何の日?12月23日】

■当時世界一を誇った東京タワーが完成。テレホンカードの日

東京タワー
東京タワー

1958(昭和33)年12月23日、東京芝浦公園内にテレビ局の総合電波塔として東京タワーが完成しました。当時もっとも高かったエッフェル塔より13m高い333mで、世界一の高さを誇りました。設計者は、早稲田大学の内藤教授で、東京タワーの他にも、名古屋のテレビ塔、大阪の通天閣、札幌のテレビ塔と数多くの高層塔を手掛け、「塔博士」と呼ばれました。2012年に高さ634mのスカイツリーが完成して、日本一の座は譲りましたが、今でも東京のシンボルであることに変わりはありませんね。

テレホンカード式公衆電話
テレホンカード式公衆電話

また、今日は「テレホンカードの日」です。若い人の中には、テレホンカードって何?という人がいるかもしれませんね。1982(昭和57)年のこの日、NTTの前身にあたる電電公社が、東京数寄屋橋公園にテレホンカード式公衆電話を設置したことに由来します。公衆電話は、硬貨を入れてその分だけ通話ができる電話機ですが、テレホンカード式は硬貨の代わりにプリペイド型カードで通話できる電話機です。カードには、名所やアイドルの写真などがデザインされ、人気のカードは収集目的で現在でも高額で売買されます。最近は、公衆電話そのものが激減しており、最後に公衆電話を使ったのがいつか思い出せませんが、20年ぐらい前のことかもしれませんね。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●トヨタの名車マークIIの跡を継いだマークXが終焉を迎える!

2019(令和元)年のこの日、トヨタの「マークX」の最後の1台がラインオフして、生産を終えました。マークXの前身は、1980年代にハイソカーブームをけん引して大ヒットした「マークII」です。兄弟車「チェイサー」「クレスタ」とともに一世を風靡しましたが、バブル崩壊とともに、その勢いに急速なブレーキがかかりました。

2004年にデビューした初代マークX。ユーザー層の若返りを狙ってスポーティに変貌
2004年にデビューした初代マークX。ユーザー層の若返りを狙ってスポーティに変貌
黒と赤で統一した初代マークXの内装
黒と赤で統一した初代マークXの内装

このマークIIの低迷を食い止め、セダン復活の命を受けたのが、2004年に登場したマークXでした。マークXは、マークⅡの後継でありながらマークⅡからの脱却を目指し、ユーザー層の若返りを図って、キャッチフレーズ「ダイナミック&スタイリッシュFRセダン」を掲げました。

クラウンと同じプラットフォームを使い、全長を110mm短くした上で、フロントフードを長くしたスポーティなフォルムを採用。パワートレインは、2.5L V6DOHCおよび3.0L V6 DOHC 直噴エンジンの2種と、5速/6速ATの組み合わせ。駆動方式は、FRベースでフルタイム4WDも用意されました。

2019年12月23日最後のラインオフを終えてのイベントの様子
2019年12月23日最後のラインオフを終えてのイベントの様子

デビュー当初の販売台数は目標を上回り、セダンとしては好調な滑り出しを見せました。しかし、セダン市場そのものが縮小する中で、販売は徐々に落ち込んでしまいます。その後、商品力の強化を図りますが、状況は改善せず、デビューから15年を迎えたこの日、マークII、マークXと続いた輝かしい歴史の幕を下ろしたのでした。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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