日産ルークスがJNCAPの「自動車安全性能2021」において、最高評価の「ファイブスター賞」を獲得

■日産の軽で初めて「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を装備

買おうとしているクルマが安全かどうかは、メーカーのホームページなどで装備を確認するだけでなく、第三者機関である自動車アセスメント(JNCAP)を参考にする手もあります。

このほど、自動車アセスメント(JNCAP)の衝突安全性能と予防安全性能などを統合して評価する総合評価、「自動車安全性能2021」において、日産ルークスが最高評価の「ファイブスター賞」を獲得しています。

日産ルークス
JNCAPで「ファイブスター賞」を獲得した日産ルークス

予防安全性能評価では、日産ルークスが軽自動車として初の満点を獲得。日産ルークスの「ファイブスター賞」の獲得は、2020年に軽で初めて同賞を受賞した日産デイズに続いて2車種目になります。

自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)により、クルマの安全性能が評価、公表されもの。2020年度から新たな総合評価が開始され、2021年度の評価は「自動車安全性能2021」になります。

最高評価の「ファイブスター賞」は、衝突安全性能評価と予防安全性能評価の両評価で最高ランクを獲得し、かつ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる賞。

今回、日産ルークスは「自動車安全性能2021」において、日産の軽で初めて「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を装備。なお、試験車両はハイウェイスターX 2WD、ハイウェイスターX プロパイロットエディション 2WD、日産オリジナルナビゲーション装着車になります。

日産ルークス
日産の軽で初めて「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を装備する

前方に他の車両がいる状況でも周辺をハイビームで照射することで、夜間の歩行者などの視認性を高めるなど、安全性を向上。これにより、軽で初めて予防安全性能評価において満点での最高評価「ファイブスター賞」の獲得につながっています。

最高評価の「ファイブスター賞」の獲得した日産ルークスは、広い車内と使い勝手の良さをはじめ、ミリ波レーダーが採用された運転支援技術の「プロパイロット」などが搭載された軽スーパーハイトワゴン。高い乗降性により小さな子どもがいるファミリー層を中心に支持されています。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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