テスラ モデルSの最強グレード「ブラッド」がタイカンを抜きニュル世界最速量産EVに!【動画】

■0-96km/h加速1.99秒、システム合計1100psで7分30秒909

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、4ドアサルーン「モデルS」に設定される高性能グレード「Plaid」(プラッド)が、ニュルブルクリンク北コースにて、7分30秒909のタイムを計測したことを発表しました。

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テスラ モデルS プラッド ニュルレコード

モデルS「プラッド」は、トリプルモーターを搭載、システム合計で1100hpを発揮、0-96km/h加速1.99秒、1回の充電による航続は627kmの動力性能を持ちます。

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テスラ モデルS プラッド

ニュルでの記録は、2019年8月にポルシェ「タイカン ターボ」が出した7分42秒が最高でしたが、それを12秒更新、ニュルにおける世界最速の量産EVの称号を得ました。公開されたTwitterには、7分35秒579の2回目のタイムが記されていますが、これは230m(0.14マイル)長いコースでの記録となっていま03

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テスラ モデルS プラッド 開発車両

またマスク氏は、今回プラッドに改造は一切していないことを明言するとともに、次のステップとしてプラッドにエアロパーツ、カーボンブレーキ、トラックタイヤを追加することも発表しています。

さらにポルシェには、今後タイカン ターボSなどが控えており、世界最速の量産EVの争いが激化しそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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