スーパーマリオブラザーズ発売/大坂なおみ選手にGT-R贈呈/トヨタの3代目カルディナ登場!【今日は何の日?9月13日】

■スーパーマリオブラザーズ発売

ロゴ(C)Creative Commons
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1985(昭和60)年9月13日、任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」が発売されました。実は、主人公であるマリオが初めて登場したのは、1981年に発売された「ドンキーコング」で、ドンキーコングからレディを救出するというアーケードゲームでした。このゲームがヒットしたことで、正式にマリオの名前が与えられ、スーパーマリオブラザーズへと展開したのです。そして、様々なマリオシリーズのゲームが誕生して、世界中で4000万以上を売上げ、社会現象となる大ブームを巻き起こしました。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●大坂なおみ選手が日産のブランドアンバサダーとして、GT-Rを贈呈される

大坂なおみ選手とGT-R NISMO
大坂なおみ選手とGT-R NISMO

2018年(平成30)のこの日、日産はプロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手を同社の「ブランドアンバサダー」とするスポンサー契約したことを発表しました。これにより大坂なおみ選手は、日産のブランドイメージを高めるため、グローバルに広告やイベントなどに起用されます。発表会で日産の好きなクルマを聞かれた大坂なおみ選手は、白の「GT-R」と即答し、これに応えて日産はプレゼントすることを約束。実際に贈呈されたのは、シルバーの「GT-R NISMO」でした。2013年には、同じくアンバサダーに就任したウサイン・ボルト氏に、ゴールドのGT-Rを贈呈しています。大判振る舞いのようですが、スーパースターの広告効果はそれだけ絶大ということですね。

●GT-FOURも設定されたトヨタの3代目カルディナ登場!

2002年発売のカルディナ
2002年に発売されたカルディナ

2002(平成14)年のこの日、トヨタのカルディナがフルモデルチェンジを行い、3代目が登場しました。カルディナは、当時大ヒットしたスバルの「レガシィ・ツーリングワゴン」に対抗してトヨタが投入したツーリングワゴンです。

2002年発売の3代目カルディナの後ろ外観、ワゴンとしては異例の大型リアゲート持つ
3代目カルディナの後ろ外観、ワゴンとしては異例の大型リアゲート

初代のカルディナは1992年にデビューしました。爽快な走りと、安定した乗り心地、広いラゲッジスペースを持ったワゴンとして堅調な販売を続けましたが、残念ながらレガシィ・ツーリングワゴンの人気には及びませんでした。

そして2002年のこの日、2回目のモデルチェンジで3代目カルディナが登場しました。3代目は、先代のスポーツ路線をさらに加速させました。外観は、フロントからロングルーフにのびる流線型に、切り落としたようなテールエンドが特徴的なビュレット(砲弾)フォルムを採用。パワートレインは、1.8L&2.0L のDOHC 16Vエンジン、260PSを発揮するパワフルな2.0L DOHC 16Vターボエンジンの3機種と4ATの組み合わせ、駆動方式はFFとフルタイム4WDを用意。注目は、トップグレードの2.0L DOHCターボエンジンと4WDを合体させた「GT-FOUR」です。

1992年発売の初代カルディナ、レガシィ・ツーリングの対抗モデル
1992年発売の初代カルディナ。レガシィ・ツーリングの対抗モデル

GT-FOURは、WRCを席巻したセリカが名乗った栄光のネーミングです。セリカではすでに消えていましたが、3代目カルディナが復活させ、またGT-FOURを名乗った最後のモデルでもあります。その走りっぷりは、開発段階でスープラよりも速い記録をマークしたほどです。

しかし、技術の高さに反して販売は奮いませんでした。いくら速くても、実用的なワゴンスタイルだったことや、ワゴンとしてはラゲッジスペースが広さに欠けたことが原因のようです。「羊を被った狼」として人気を得られなかった点は惜しまれますね。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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