■古畑廣之進が全米水泳選手権で世界新を出して優勝
1949(昭和24)年の8月16日、古畑廣之進選手が米国ロサンゼルスで開催された全米水泳選手権の1500m自由形で世界新記録を出して優勝、続く800mと400mについても世界新記録で優勝しました。敗戦国の日本は、戦後1948年に開催されたロンドンオリンピックへの参加が認められず、オリンピックと同日に開催された日本選手権では世界記録を上回るタイムを出しながら、世界記録として公認されませんでした。その後、復帰が認められて招待されたのが、翌年の全米水泳選手権です。米国の新聞では、古橋選手の活躍を「フジヤマのトビウオ」と称して絶賛したそうです。
また今日は、「電子コミックの日」です。NTTソルマーレが運営する国内最大級の電子書店「コミックシーモア」がサービスを開始したのが、2004年の8月16日であったことに由来します。この10年の間に、紙の書籍や雑誌の売り上げは減少し、一方電子コミックなど電子書籍は急速に伸びてきました。ところが、新型コロナの影響で、出版社や書店の書籍の需要が急増しているそうです。全国の学校でオンライン授業や休校措置が出たことで、自宅で使う参考書や書籍の売り上げが大きく伸びているためです。特需と言えば特需ですが、コロナが先行き不透明なので喜んでばかりもいられませんね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●トヨタとニスモ(日産)が2014年スーパーGTの新型レースマシンを発表!
2013(平成25)年のこの日、トヨタとニスモが2014年シーズンからスーパーGT500で戦う新型マシンを発表しました。
スーパーGTは、全日本GT選手権の国際シリーズ化にともない誕生したカテゴリーです。レースは、GT500とGT300のふたつのクラスが混走し、市販車をベースとしながらも大幅に改造された車両を使用。ワークス勢が挑むGT500クラスのレースマシンは、その改造自由度の高さから「世界で最も速いGTカー」と言われます。トヨタとニスモのニューマシンは、2014年規制に合わせて開発されたものです。
トヨタは、それまで「レクサスSC430」ベースのレーシングマシンで戦ってきましたが、2014年からは「レクサスRC-F」をベースとした新型マシンで参戦。レクサスRC-Fは、2012年9月のパリモーターショーでコンセプトモデルとして公開、エアロダイナミクスを追求した2ドアクーペです。
また同日、日産のモータースポーツ活動を担当するニスモ(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は、同じく2014年からSUPER GT500に参戦する新型レーシングマシン「ニッサンGT-RニスモGT500」を発表しました。
国内外のトップドライバーが競うGT500は、トヨタと日産、ホンダの各ワークスチームによる三つ巴になっています。コロナの影響でサーキットに足を運ぶことも難しくなってきていますが、世界最高峰級のツーリングカーイベントだけに、再び観客席が来場者で埋まる日を期待したいですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)