■堀江謙一がヨットで太平洋を単独横断
1962(昭和37)年の8月12日、3ヵ月前の5月12日に大阪の西宮を出発していたヨットマンの堀江謙一氏がサンフランシスコ湾に到着しました。全長6mの小型ヨット「マーメイド号」に水20Lと米40kg、缶詰200個を積んでいましたが、何と無線機は用意していなかったそうです。その航海中のエピソードをまとめた手記「太平洋ひとりぼっち」は大ヒット、石原裕次郎主演で映画にもなりました。
また1985(昭和60)年のこの日の夜7時頃、日本航空の東京羽田発~大阪伊丹行のジャンボジェット機123便が、操縦不能となって群馬県御巣鷹山尾根に墜落。死亡者数520名、生存者4名という単独の航空機事故としては史上最悪の大惨事となりました。原因は、客室内の圧力を一定に保つ圧力隔壁が破壊して空気が客室後部に一気に噴き出し、垂直尾翼が破損して操縦不能に陥ったためと推定されています。ジャンボ123便の消息不明の第1報に始まり、時間とともに惨劇の全貌がTVニュースで徐々に明らかになったときの衝撃は今も忘れられません。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●三菱自動車が新型ミラージュの「KITTYROBOT」コラボラッピング車を展示!
2012(平成24)年のこの日、三菱自動車はサンリオエンターテイメントが開催するチャリティイベント「KITTYROBOT(キティロボット)展~未来におくるメッセージ~」で、6代目新型「ミラージュ」の「KITTYROBOT」コラボレーションラッピング車を展示しました。このイベントは、サンリオエンターテイメントが運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」の新アトラクション「KITTYROBOT」のオープンを記念して開催されたものです。
コラボラッピングした三菱ミラージュの歴史は古く、初代は1978年に数多くの先進技術を採用した3ドアハッチバックのコンパクトカーとしてデビューしました。その後も三菱を代表するコンパクトカーとしてモデルチェンジを続けますが、2000年に一旦生産を中断。そして、2012年に世界戦略車として復活を果たしたのが、6代目ミラージュです。三菱は2006年に「ハローキティ」を広告や販促に使用する包括的ライセンス契約を結びました。新型ミラージュでは、ハローキティの40周年を記念した「ハローキティ40thアニバーサリーパッケージ」というパッケージオプションも設定。そんな関係もあり、今回のイベントの展示になったわけです。
ハードなクルマとソフトなキャラクターの組み合わせはピンときませんが、コラボした例は他にもあります。トヨタの2代目「オーリス」は2013年からガンダムとコラボした「シャア専用オーリス」、同じくトヨタ86はウルトラマンとコラボした「M78×86」、光岡自動車にはオロチとデビルマンのコラボした「デビルマンオロチ」があります。
キャラクター好きには嬉しい企画ですが、知らない人から見たらキャラクターの宣伝カーに間違えられてしまいそうですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)