「ポルシェドライブレンタル」にEVスポーツカーの「タイカン4S」を追加

■最新ポルシェ・オーナーの気分に浸れる!?

高級車や旧車、アメ車専門までさまざまなレンタカーサービスが拡大しています。メルセデス・ベンツは「メルセデス・ベンツ レント」を全国各地で展開しているほか、JR駅レンタカーの一部拠点からメルセデス・ベンツを貸し出すサービスも用意しています。

ポルシェ タイカン4S
レンタカーサービスに加わったポルシェ・タイカン4S

ユーザーからすると、「憧れのあのクルマに一度乗りたかった」といったニーズが満たされ、メーカーやインポーターには、自社ブランドの顧客層の拡大につながる可能性があります。実際に借りてから気に入ってオーナーになる人も少なくないようです。

ポルシェジャパンは、2021年8月9日、プレミアムカーレンタルサービスの「Porsche Drive Rental(ポルシェドライブレンタル)」に、ポルシェのフル電動スポーツカーである「タイカン4S」2台を新しく追加し、同日から予約受付を開始。なお、同レンタカーサービスは、2019年12月6日から展開されています。

ポルシェ タイカン4S
ポルシェ・タイカン4Sのリヤビュー

「ポルシェドライブレンタル」はポルシェ公式のレンタカーサービスで、「Porsche NOW Tokyo」をはじめ、ポルシェセンター目黒、青山、銀座の4拠点でサービスを実施。

今年度より「ポルシェドライブ」から「ポルシェドライブレンタル」に名称が変更されています。なお、プランは、4時間以上から選択可能。

今回、新たに加わった「タイカン4S」はポルシェ初のバッテリーEVスポーツカーで、航続距離は最大426km(WLTCモード)、5人乗りの最新ポルシェでもあります。利用中の充電料金がレンタル料金に含まれ、オーナーのように充電の体験もできます。

ポルシェ タイカン4S
利用中の充電料金もレンタカー料金に含まれる

「ポルシェのある生活を気軽に体験したい」という潜在ニーズに応え、ポルシェの乗り味を十分に味わえる時間をパッケージ化することで、ポルシェの魅力を体感してもらうのが狙いだそう。その後、オーナーになる方もいるでしょう。

ポルシェジャパンでは、今後もこうしたモビリティサービスをさらに充実させ、多様化するニーズ、世の中のデジタル化に向けたトレンドに対応していくとしています。なお、タイカン4Sの利用料金は4万8000円(4時間、2021年8月9日現在)となっています。

塚田勝弘

【関連リンク】

Porsche Drive Rental公式ウェブサイト
https://www.porsche.co.jp/porschedrive/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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