■美しいデザインや電動化、自動運転、コネクティビティが高く評価されている
日産の日本向け乗用EVモデルとしては、商用車のe-NV200、中国向けのシルフィーゼロエミッションなどを除き、リーフ以来の新型モデルである日産アリア。
6月4日に発表された日本専用限定車の「日産アリア limited」が10日間で、約4,000台の予約注文を獲得しました。
「日産アリア limited」の10日間の総予約注文台数は3,936台(6月4日~6月14日累計)となっています。
オーダーをした方の評価は「高級感ある美しいエクステリア」「日産ならではの電動化、自動運転化技術と最新のコネクティッド技術の搭載」、そして「日産のEVであるという安心感」などで、これらが多くの予約注文を得た理由となっています。
日本専用限定車の「日産アリア limited」は、66kWhバッテリー搭載車(B6)の2WDとe-4ORCE(4WD)、91kWhバッテリー搭載車(B9)の2WDとe-4ORCE(4WD)の4モデルとなっています。
なお、B6 2WD「limited」は今冬より、その後、ほかのモデルが発売されます。
価格は、「B6 limited」が660万円、「B9 limited」が740万800円。「B6 e-4ORCE limited」が720万600円、「B9 e-4ORCE limited」が790万200円。
グレード比率では、「日産アリア limited B6 2WD」が1139台、「日産アリア limited B6 e-4ORCE」が583台、「日産アリア limited B9 2WD」が433台、「日産アリア limited B9 e-4ORCE」が1781台。
年齢層別では、20代が3%、30代が9%、40代が24%、50代が33%、60代が31%。
ボディカラーは、「バーガンディー・パールメタリック/ミッドナイトブラック・パール 2トーン(特別塗装色)」が18%、「シェルブロンド・メタリック/ミッドナイトブラックパール 2トーン(特別塗装色)」が27%、「暁-アカツキ- サンライズカッパー・メタリック/ ミッドナイトブラック・パール 2トーン(特別塗装色)」が15%、「プリズムホワイト3コートパール/ミッドナイトブラック・パール 2トーン(特別塗装色)」が27%、「ミッドナイトブラック・パール(特別塗装色)」が13%。
「日産アリア limited」の先行予約段階では、最も高額である「日産アリア limited B9 e-4ORCE」が最も多くの受注を集めています。
アリアに限らず、新型車の導入時は、最上級グレードが売れるという傾向があります。また、40代・50代が多いというのは、クルマの購入層の中心であること、660万円〜790万200円と高価格帯であることなどが考えられます。
(塚田勝弘)