■1972年の誕生から数えて11代目となるシビックが間もなく登場!
ホンダの四輪でもっとも長い歴史を持っているのが、シビックです。
もともとはコンパクトカーとして誕生したシビックも、時代に合わせて成長。いまでは乗用車のど真ん中といえるCセグメントのスタンダードモデルとして、とくに北米市場では大きな存在感を示しています。
その北米市場では、すでに11代目となる最新モデルがローンチされています。そして日本でのデビューも近づいてきました。日本向けのティザーサイトが公開されたのです。
北米市場ではカナダで生産される4ドアセダンがリリースされていますが、ティザーサイトに掲げられた一枚のシルエットは、あきらかにセダンではありません。シビック伝統のハッチバックであり、またロングノーズを強調したクーペルックとなっていることが見て取れます。
また日本と同時に北米でもティザーが始まっています。そちらでは、新型シビックハッチバックは「fun-to-drive performance, leading-edge technologies, and premium Euro-inspired exterior styling(運転が楽しくなるパフォーマンス、最先端のテクノロジー、そして欧州にインスパイアされたプレミアムなスタイリング)」と新型シビックハッチバックのセールスポイントについて明記されています。
グローバルモデルのシビックが、どのように仕上がっているのか期待が高まるアピールといえるでしょう。
ちなみに、北米仕様の4ドアセダンは2.0L NAエンジン(158馬力)と1.5Lターボエンジン(180馬力)の2種類を用意しています。はたして、日本仕様のシビックは同じようなパワートレインを積むのかどうかも気になるところです。
思えば、シビックといえば北米で厳しくなった排ガス規制(マスキー法)を最初にクリアした環境モデルというヘリテージも持っています。
電動化時代が近づいて来ている中で、シビックはどのようなパワートレインを提示するのでしょうか。
また新型シビックのワールドプレミアに先駆け、ホンダはTwitterで新型シビックの公式アカウント(@Honda_CIVIC_JP)を開設しています。こちらも要チェックです。
なお日本における新型シビックの発売は2021年秋とアナウンスされています。