■世界で累計2700万台を販売しているホンダの主力モデル
ホンダは2021年6月10日、11代目となる新型「CIVIC(シビック)」のティザーサイトをオープンしました。現行型の10代目は、2017年9月に日本でも発売され、約7年ぶりに復活を果たしたモデルです。
現行モデルは、2020年1月にマイナーチェンジを受けたばかりですので、もう新型の情報が出始めたのか!! と驚く方もいるかもしれません。
なお、10代目の現行型は北米では2015年11月から発売されていますので、2021年6月時点で約5年半というモデルライフを迎えています。日本で発売されるハッチバックの新型シビックは2021年秋の発売予定とのことで、来る2021年6月24日(木)にワールドプレミアされます。
1972年7月に発売された初代シビック以来、同モデルはホンダを代表するモデルとして、世界で累計約2700万台を販売。初代の「CIVIC CVCC」は、米国のマスキー法(排出ガス規制)を世界で初めてクリアし、ホンダのエポックメイキングといえる技術のひとつ。
初代と同い年の筆者は、4代目(グランドシビック)、5代目(スポーツシビック)あたりが最もピンとくるシビックで、50代超の方は「ワンダーシビック」かもしれません。世代によって思い入れや思い出深いシビックがありそうです。
コンパクトモデルから今ではミドルサイズのハッチバックにまで拡大され、スポーツモデルのタイプRをイメージリーダーに世界戦略車としての役割を担っています。日本ではハッチバックが2021年秋に発売されると明らかにされています。現行型が2020年夏でセダンの日本販売を終えたように、新型もハッチバックのみになるはずです。
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
新型シビック・ティザーサイト
https://www.honda.co.jp/CIVIC/new/